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”ラ・トラットリアッチャ”河合鉄兵シェフ 「ニンニクの効いたピリ辛トマトソースのスパゲッティ」


トスカーナの風土と時代が求める軽さを表現

基本を理解したうえで変えるところは変えるが、あえて昔流にこだわる点もあって、それが「シンプルさ」の象徴であるトマトソースだ。ホールトマトとタマネギのほか、セロリやニンジンも煮込むが、昔ながらの味にこだわりたいので、セロリやニンジンはあくまでも風味づけ用として、最終的には取り出してからソースにする。「残してソースにする方法もありますが、複雑な味わいがかえってソースのキレを悪くしてしまうように感じるんです」トマトソースは量を多めに皿に盛り、白飯代わりのパンは無塩のものを添える。ゲストたちの「毎日でも食べたい」というのが何よりの誉め言葉であり、河合シェフのパスタが、今求められている味であることを証明している。

ニンニクの効いたピリ辛トマトソースのスパゲッティ

材料(1人前)

スパゲッティ(乾麺)……80g
自家製トマトソース……130g
ニンニク……10g
赤トウガラシ……1~1.5本
パセリ、E.V.オリーブ油、パルミジャーノチーズ……適量

●トマトソース(作りやすい分量)
ホールトマト……2.5kg
タマネギ……大1個
ニンジン、セロリ……各1本
ニンニク、E.V.オリーブ油、塩……適量

作り方

1.自家製トマトソースを作る。鍋にE.V.オリーブ油、ニンニク、適当な大きさに切ったタマネギ、ニンジン、セロリを入れて炒める。ホールトマト、塩を加えて煮込んだら、セロリとニンジンは取り出してミキサーにかける。
2.フライパンにE.V.オリーブ油、ニンニク、赤トウガラシを入れて温める。
3.香りが立ってきたら、パセリと自家製トマトソースを入れて加熱し、ゆで上がったスパゲッティを入れてからめる。
4.3を皿に盛り、パルミジャーノチーズ、E.V.オリーブ油をふる。

トマトソースを作る際、タマネギは小さめにカットして煮込むが、香り付けのためのニンジンとセロリについては後から取り出すことを考えて、大きめに切って調理する。
「ニンニクのきいたピリ辛トマトソースのスパゲッティ」
「ラ・トラットリアッチャ」の人気メニューの1つ。イタリア産トウガラシの辛味がきいたクセになる味。

ラ・トラットリアッチャ

東京都港区南麻布4-2-49 麻布サンパレス2F
TEL 03-6874-3637
12:00 ~ 14:30(13:30 LO)
18:00 ~ 23:00(22:00 LO)
日定休
https://www.la-trattoriaccia.com/

text 上村久留実 photo 依田佳子

本記事は雑誌料理王国2020年8・9月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は2020年8・9月号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。


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