『料理王国 100選 POP UP ONLINE STORE』は、独自のこだわりを持つ職人や様々な地域から生まれる「ストーリー」をご紹介しています。
週間でおすすめの商品をクローズアップし、その美味しさの秘密や製造に至ったストーリーとともに期間限定でお届けします。
ぜひ、トップシェフたちが品評したにっぽんの逸品をこの機会にお楽しみください。
vol.2
花職人Ikedaの池田憲人さんは、日本屈指の花産地、和歌山県日高郡で先代より代々続くスターチスやカスミ草を栽培している農家です。
和歌山県は黒潮のミネラル豊富な土壌で花栽培の技術を応用し、黄色種より栽培が困難といわれるホワイト種をハウスで肥培管理を行っています。花も野菜・果物も共通して重要なのは土づくりと栽培管理。研究に実に10年の歳月がかかりました。繊細な花と同様に、きめ細やかな管理で生まれた究極のホワイトコーンは、糖度が高く真珠のような美しいフォルム。品種を選んだだけでは難しい甘さと大きさを実現しました。
池田さんのこだわりは、1本が400g以上で糖度が18度以上という大きくて甘いこと。また、茹でたり焼いたりせずに、生で食べて美味しいことを追究しています。
とうもろこしは鮮度が高ければ、生で食べても美味しい。とうもろこし特有の皮のごわつきや生臭さが「ホワイトコーン極」には一切ないのです。生でそのまま食べても、一粒一粒の皮がとても薄いため食感がよく、甘い果汁があふれ出します。徹底した管理のもとハウスの中で作られ、1株から1本しか収穫しないという大変希少な逸品です。
私のホワイトコーン極-kiwami-は先代より花栽培をしてきた中で、お花と同じように一本、一本繊細で丁寧に育てられる技術で他にも作物を栽培できないかと思い、約10年の試行錯誤の末に生まれました。初めは失敗の連続ばかりでした。一年に一度しか栽培に挑戦ができないもの作りの厳しさを痛感し、いかに課題を克服するかに注力してきたので収穫の喜びもひとしおです。コロナ禍で頑張るお客様たちから届く感謝のメッセージが何よりも励みになります。作物を通じ、採れたての美味しさと笑顔をこれからも和歌山県から届けていきたいと思っています。
プレミアムサイズ／7本
1本あたり480g～600g