【受付終了】奥田塾「庄内ガストロノミー・ツアー」地方再生のリアル 〜ガストロノミー・ツアーの組み立て方〜 実地編
生産者との関係づくり、現地の土地の見方、現地の味の活かし方が実地で学べます
奥田シェフが庄内で築いてきた「食を楽しむ旅」を体感。いつものようにお客さまをご案内するツアーの中で、“ツアー企画者”に向けたレクチャーを交えて生産者を巡ります。
食で町おこしをしたい人、地方再生に取り組んでいる人、食で新たなコミュニティーを作りたいと考えている人、販路を開拓したい生産者グループ、食文化に軸足を置いたインバウンド対応をしたい行政、地域の農業を守りたい市民の方々。
「料理で人をつなぐ」ことに一貫して取り組んできた奥田シェフの、ホームグラウンド庄内での姿に、皆さんの地域のいろんな願いや問題を解決実現する糸口があるかもしれません。
「醍醐味は知る喜びにあり」奥田シェフのガストロノミー・ツアー
およそ20年前、自然発生的に始まった奥田シェフによる“庄内の産地をめぐる旅”。生産者に出会うことをテーマとし、従来のグルメ・ツアーとは一線を画するため、いつしか「ガストロノミー・ツアー」と呼ばれるようになりました。
食による地方再生を実現する山形県庄内地域を牽引したのは、このガストロノミー・ツアーそのものです。
一方で、旅のパンフレットや旅行誌、グルメガイドを賑わす「美食旅」「フーディー・ツアー」などのキャッチコピーの数々。従来からあるグルメ・ツアーとは何が違うのか?と思う方もいるでしょう。
奥田シェフは、この20年間で培ってきた「地方再生につながる、食をテーマにした旅のあり方」を今回、本の出版(奥田政行著「ハッピー・ガストロノミー・ツーリズム」令和6年8月発売予定)を機に定義づけました。
グルメ・ツアーが「食べる楽しみ」を満たしてくれる旅ならば、ガストロノミー・ツアーにはそこに「知る喜び」が加わります。知る喜びがどのように提供されているかを体験します。
奥田シェフが提唱するのは、地方再生にフックする「食の旅」
奥田塾庄内篇では、奥田シェフが現地でバスガイドをしながら、ガストロノミー・ツアーの実際をレクチャーします。
ガストロノミー・ツアーの成否は、コーディネーターの力量にかかっています。
奥田シェフはツアーの行程を組み、立ち寄る先の調整をし、バスガイドをし、最後に料理までするというコーディネーターと料理提供を兼務する強者ですが、それら全てを遂行できるのは訪問する生産者との信頼関係が強固に築かれていることと、地域の地理や道路事情、天候など日常のあらゆる動向に精通していること、料理人として臨機応変に対応できる技量があるからです。
今回のツアーでは主に、コーディネーターとしてどんな準備と心構えが必要かを解説しながら、一過性の旅で終わらせない、地方再生につながる道筋をつける、「奥田流ガストロノミー・ツアー」の基礎を伝授します。
また食事は、アル・ケッチァーノで1日目のディナーと2日目のランチを食べていただくことで、都市部とは違う「地方での味」の構築のし方や、食材の生かし方を学びます。
生産者から学ぶ、奥田流ガストロノミー・ツアーの舞台裏
今回訪問するのは、奥田シェフのガストロノミー・ツアーの常連生産者。彼らが奥田塾の塾生の皆さんの疑問質問にダイレクトに答えます。
教えてもらうのは、「コーディネーターは生産者とどのように関係を築くとよいか」という最初のハードルのクリアの仕方。
生産者はツアーのために何を準備していて、何をしてもらうと助かって、何をされると困るのかなど、ツアーをこれから始めようとする時に起こりうる課題や問題を生産者の経験談から知り、その回避策も伺います。
※上記生産者は訪問先の例です
地域の専門家が語る、一段深い「知る楽しみ」
食材に関わる専門的なお話をその道のプロに伺います。
通常の奥田流ガストロノミー・ツアーでは、大学教授、郷土研究家、生産者の中でも研究熱心な篤農家、水産試験場など自治体の研究機関の職員など多彩な顔ぶれの中から、また時には奥田シェフが自ら、その日提供する料理の食材について話をします。
食べる楽しみと知る喜び。これらが統合されることで、それまでの旅とは一味も二味も違った、忘れられない体験になるのです。
日時 | 9月14日(土)13:00~22:00 9月15日(日)8:30~16:00(予定) |
集合・解散 | JR鶴岡駅前 |
プログラム | 9月14日(土) 13:00 鶴岡駅前集合 13:30 善寶時(魚供養の塔にお参り) 14:00 加茂水族館(食べる魚の目利きレクチャー) 15:00 漬物 本長 15:30 庄内観光物産館 16:30 街を見ながら 17:00 山澤ハウス 18:30 アルケッチァーノ ディナー 9月15日(日) 8:30 鶴岡駅前出発 9:00 秘密の山 9:30 月山牧場を見ながら羽黒神社 10:30 もってのほか菊を車窓から見ながら井上農場 12:00 ピノコッリーナ ワイナリー 13:30 アルケッチァーノ アカデミー 江頭先生 14:30 アカデミーでランチ 15:40 アカデミー出発、解散 ※交通事情等により時間は前後する場合がございます。 ※解散後の移動については下記をご参考ください。 【電車】16:23 鶴岡駅発-特急いなほ12号-18:18 新潟発-上越新幹線とき338号-20:12 東京着 【飛行機】17:45 庄内空港発-ANA400便-18:50 羽田着 |
費用 | 59,800円(税込) ※アル・ケッチァーノでのディナー(コース+ワイン赤白各1杯)、ランチを含みます。 ※鶴岡駅までの交通費、14日の宿泊費は含みません。 |
宿泊 | 事務局でルートイン鶴岡駅前シングル5室、ツイン1室、ルートイン鶴岡インターシングル5室を確保しております(シングル9,900円、ツイン21,000円)。先着順にはなりますが、こちらにお泊りいただくことも、ご自身でお好きな宿泊先を予約いただくことも可能です。 |
申込 | 受付終了 |
支払 | 8月15日までにご請求書をお送りしますので、8月末日までに指定の口座にお振込ください。 |
定員 | 20名(最少催行人数10名) ※マイクロバスの定員が20名+スタッフ用補助席となります |