2018年 第10回 新年 シェフ交流会 (東京・大阪)

恒例のイベント「新年シェフ交流会」も、今回で第10回目に。
東京と大阪を合わせ、約80店舗、130名の料理人が集まったほか
東京では8つ、大阪では7つの企業・自治体がブースを出展しました。

東京会場 2018年1月10日(水)服部栄養専門学校

代々木「服部栄養専門学校」が会場となった東京では、40店舗70名以上の料理人が参加し、銘々に再会を喜び穏やかに言葉を交わす姿が見られた。8つの企業・自治体が集まったブース出展会場にはそれぞれの自慢の名産品が所狭しと並び、その味を確かめつつ担当者の話に熱心に耳を傾ける参加者たちで溢れかえる、活気ある場となった。

トップシェフによるデモンストレーションでは、渋谷で32年愛され続けるフランス料理の名店「ラ・ブランシュ」の田代和久さんと、フランス料理人生45年の名匠「レストラン タテル ヨシノ」の𠮷野建さんが登場。「技術の伝承」をテーマに、自身が培ってきた技術を惜しみなく披露した。

愛媛県ブースの皆さんと「ピアット スズキ」鈴木弥平さん。愛媛県が誇るブランド牛・愛媛あかね和牛と柑橘をPRした。
「ラ・ブランシュ」田代和久さんと、「タテル ヨシノ」𠮷野建さんの巨匠ふたりも山梨県甲斐市のブースを訪れ、甲斐の桑茶を試飲。
霧島市のブースには色鮮やかな食材が並んだ。さつまいものペーストに「これが自然の色なの?って思うほど美しい色ですね!」と驚くシェフも。

大阪会場 2018年1月15日(月)関西電力株式会社 エルテック新大阪

大阪もまた東京に負けない熱気に包まれた。参加者は約40店舗60名で、出展会場には7つの企業・自治体のブースが出展。 鹿児島県のブースには東京会場ではお目にかかれなかった「鹿児島黒牛」も登場した。

昨年の全国和牛能力共進会において全9部門中4部門で1位を獲得した日本一の和牛の味わいは、会場でも人気を集めた。 この日デモンストレーションを担当したのは中国料理「麻布長江 香福筵」の田村亮介さんと、パティスリー「モンサンクレール」の辻口博啓さん。注目のトップシェフが日々の努力の中で磨きをかけた技術の数々に、参加者も熱心に見入り、デモンストレーション後には積極的に質問する姿も見られた。

参加者同士で盛んに情報交換する場面も多く、この日の交流会が意義深い時間となったことがうかがわれた。

鹿児島県ブースの皆さん。今回は東京・大阪両会場での出展となり、大阪会場では日本一に輝いた鹿児島黒牛の試食も実施。鹿児島県産食材をPRした。
この日デモンストレーションを控えた「モンサンクレール」の辻口博啓さんも、福岡県久留米南部商工会のブースで、幻の魚「エツ」の加工品に興味津々。
埼玉県川島町では農家・農協・行政が連携して商品ブランド化に注力。いちじくを使った加工品は、ドレッシングや焼肉のたれなど幅広い。

ブース出展団体
愛媛県 / 鹿児島県 / 新潟県村上市 / 山梨県 甲斐市商工会 / 秋田県 にかほ市商工会 / 三重県 大台町商工会 / 福岡県 久留米南部商工会 / 埼玉県川島町 / 霧島市 / 一般社団法人 awa酒協会