日本のフランス料理が歩んできた道 ~1990年代~ 多様する日本のフランス料理 23年4月号

バブル崩壊を機にフランス料理は「冬の時代」に突入した。「北島亭」「ヴァンサン」「ヌキテパ」などのように、人気を維持した店もあったが、「フランス料理は値段が高く、高カロリーで、店の雰囲気も堅苦しい」などと敬遠する客も出始めた。