料理家によるオリジナルレシピ

伊達鶏とあんぽ柿のバロティーヌ

2025-01-27


開発ストーリー

ジューシーで味と旨みが濃い伊達鶏。「ほどよい上質な脂と臭みが少ないことが特徴」との話を伺い、その特徴を楽しめるお料理に仕上げました。
ソースには同じ福島食材のあんぽ柿を。通常の干し柿よりも水分が多く、中がトロッとしたゼリー状なので、バルサミコ酢や赤ワインなどの液体にもなじみやすく、まろやかでコクのあるソースになります。


調理ポイント
肉を包む際はラップが肉に巻き込まれないようにご注意ください。また、ラップを包んだら両端から空気をしっかり抜いて、何度もねじって中に水が入り込まないようにキャンディ状にひねると仕上がりが綺麗になります。
肉を切り分ける際は、少し休ませて肉汁を落ち着かせてから切ると形崩れしにくくなります。

伊達鶏とあんぽ柿のバロティーヌ

2 人分

Ingredients

  • 伊達鶏 (もも肉) 1
  • 白ワイン 大さじ 1
  • 玉ねぎ (みじん切り) 1/8 個分
A
  • 伊達鶏 (ももまたは胸肉/皮なし) 80 g
  • あんぽ柿 (刻む) 10 g
  • ピスタチオ 10 g
  • 溶き卵 大さじ 1/2
B
  • あんぽ柿 (細かく切る) 50 g
  • バルサミコ酢 大さじ 5
  • しょうゆ 小さじ 1
  • 塩、こしょう、サラダ油 適量
<仕上げ用>
  • あんぽ柿、ローズマリー 適量

How to make

  • 伊達鶏(もも)は余分な脂や筋を取り除き、身の厚い部分に包丁を入れて平らにする。塩・こしょう適量をふり、白ワインをなじませて10分おく。
    玉ねぎはみじん切りにし、少量の油でしんなりするまで炒めて冷ましておく。
  • Aの伊達鶏をフードプロセッサーでミンチにし、ボウルに入れる。他のAと1の玉ねぎ、塩・こしょう少々を加え、混ぜ合わせる。
  • 1の水気をふき、皮を下にしてラップの上にのせる。肉の真ん中に2を平らに広げてくるりと包み、ラップできつく巻いてキャンディ状に包む。さらにもう一度ラップで包み、アルミホイルでも2回包み、その都度キャンディ状に両端をひねる。
  • 3が入る鍋に湯を沸かし、3を入れてふたをして20~35分加熱する。取り出して粗熱を取って水気をふく。
  • フライパンに多めの油(分量外)を入れ、強火にかける。4を入れて表面全体に焼き色をつけ(油が跳ねやすいので注意)、粗熱をとって食べやすい大きさに切る。
  • 小鍋にBを合わせて火にかける。とろみがつくまで煮詰め、味をみて足りないようであれば塩少々を加える。
  • 器に6をのせ、5を盛る。適当な大きさに切ったあんぽ柿、ローズマリーを添える。

Culinary Specialist

成澤文子
Narisawa Ayako
料理コンテスト多数受賞。「日本一家庭料理がうまい女性決定戦(日本テレビ系)」にて、有名シェフによる審査員10名満場一致で「初代レシピの女王」となる。以降、テレビやイベント、講演会出演、企業、ウェブ雑… つづきを読む
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