料理家によるオリジナルレシピ

海老とグレープフルーツ アスパラガスのテリーヌ

2025-02-05


開発ストーリー

グレープフルーツのフレッシュでジューシーな味わいは魚介のサラダにあいますが、形を変えて華やかなテリーヌに仕上げました。食材は彩り良く、またグレープフルーツと相性の良い食材を使用して組み立てています。


調理ポイント
味わいが水っぽくならないよう、アスパラガスと海老は野菜ブイヨンで茹でて薄く下味をつけます。アスパラガスと海老の旨味と香りが溶け出たブイヨンをテリーヌ液として使用し、まとまりのある味わいに仕上げました。今回はセルクルで作りましたが、テリーヌ型で大きく作ることもできます。

海老とグレープフルーツ アスパラガスのテリーヌ

2 人分

Ingredients

  • グレープフルーツ ホワイト 1/2
  • グレープフルーツ ルビー 1/2
  • 海老 4
  • アスパラガス 10
  • アボカド 1/2
  • 野菜ブイヨン 300 ml
  • 適量
  • 板ゼラチン 2 g
グレープフルーツジュレ材料
  • グレープフルーツ果汁 50 g
  • 柚子果汁 2 g
  • 板ゼラチン 2 g
その他
  • グレープフルーツ 適量
  • 蕗の薹ジェノベーゼ 適量

How to make

  • グレープフルーツは皮の上下を落とし、包丁で外皮とわたを一緒に剥く。房にわけて3等分に切る。アスパラガスは固い部分を切り落とし、根元はピーラーで皮を剥く。アボカドは半分に切って種を取り出し、皮を外して1cm角に切る
  • 鍋に野菜ブイヨンと塩を入れ、アスパラガスを茹でる。同じ鍋で海老を茹で、食べやすい大きさに切る。茹で汁は80ml取りおく。
  • 板ゼラチンを氷水でふやかし、2で取りおいた茹で汁に入れて溶かす。塩を小さじ1/2弱入れて氷水にあて、粗熱を取る。
  • セルクルにラップを巻いて輪ゴムでとめる。内側に高さを揃えたアスパラガスを入れ、グレープフルーツ、海老、アボカドを彩り良く詰める。上から3を流し、冷蔵庫で約2時間冷やし固める。
  • グレープフルーツのジュレを作る。グレープフルーツ果汁と柚子果汁をあわせ、50〜60度に温める。氷水でふやかした板ゼラチンを入れて混ぜ、冷蔵庫で冷やし固める。固まったらスプーンでクラッシュする。
  • 器にテリーヌを盛り付け、グレープフルーツ、グレープフルーツジュレ、蕗の薹ジェノベーゼを添えて仕上げる。

Culinary Specialist

岡嶋美香
Okajima Mika
イル・レガーメ
シエナ料理学院留学後、リストランテ「Walter Ridaelli」に勤務。帰国後、イタリア料理教室を開業。なるべく手に入りやすい食材で、ちょっと頑張って作りたい料理からその日に作れる料理まで、幅広… つづきを読む
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