料理家によるオリジナルレシピ

フロリダグレープフルーツと魚介のスパイシーなエスカベッシュ

2025-02-05


開発ストーリー

グレープフルーツは、体に潤いを与え胃腸の調子を整えてくれます。そしてビタミンCが豊富なうえ、香り成分であるリモネンにより気の巡りも良くするという優秀食材。肉や魚介、スパイスとの相性も良く、お料理からデザートまで幅広く使えるところも魅力のひとつです。

今回は、魚介の旨味とたっぷりの香味野菜を加え、一皿でたんぱく質と食物繊維をたっぷり摂りながら、グレープフルーツやスパイスの様々な香りにより気持ちまでもリフレッシュできるレシピを考案しました。


調理ポイント
お好みの白身魚でお試しください。ソテーをする前に、塩を振り20分ほど置くことで余分な水分と臭みを取り除くことができます。海老以外に、烏賊や帆立など手に入る魚介で代用もできます。 クミンシードをテンパリングするときは、加熱しすぎると焦げる可能性があるので気を付けてください。 彩りを良くするために紫玉ねぎを使用しています。手に入らない場合は、普通の玉ねぎをご使用ください。 パクチーが苦手な場合は、魚介に合うディルもお勧めです。

フロリダグレープフルーツと魚介のスパイシーなエスカベッシュ

4 人分

Ingredients

  • フロリダグレープフルーツ(ルビー) 1
  • フロリダグレープフルーツ(ホワイト) 1
A
  • 紫玉ねぎ 100 g
  • 人参 50 g
  • セロリ 30 g
 
  • 白身魚のフィレ(400g前後目安) 1
  • 海老(中サイズ) 8
  • クミンシード 小さじ 1/2
B
  • ガラムマサラ 2 つまみ
  • フロリダグレープフルーツ果汁 50 ml
  • 2 つまみ
  • 大さじ 3
  • 砂糖 小さじ 2
  • 黒胡椒 適量
 
  • 油(香りの特徴がないものがおすすめ) 適量
  • 小麦粉 適量
  • パクチー 適量

How to make

  • 包丁でフロリダグレープフルーツの皮を剥き房を取り出す。残った房や果肉から果汁を絞り出し50mlにする。
  • 白身魚を食べやすい大きさに切り分け、両面に塩(分量外)を振り20分程置き、ペーパーで水分を拭き取る。海老は尾を残して殻を剥き、両面に塩(分量外)を振る。Aは千切りにする。
  • 鍋に油とクミンシードを入れて火にかける。弱火でじっくりと香りを出し、クミンから白い泡が出てきたら、Aを加えて中火で炒める。しんなりしてきたらBを加え、1分程加熱し火からおろす。
  • 2に小麦粉をまぶし、油を熱したフライパンでソテーする。
  • お皿に3を少量とフロリダグレープフルーツを敷き詰め、魚介を盛り付ける。さらに3をかけてマリネする(余熱が取れたら冷蔵庫で保存)パクチーを飾る。

Culinary Specialist

道下欣子
Michishita Yoshiko
Salone Felice
小学生の時に作ったカレーライスがきっかけで料理に興味をもつ。イタリア・フィレンツェで各地の伝統料理を、ル・コルドン・ブルー東京校に入学し、フランス料理・菓子を学ぶ。現在、フレンチ、イタリアンをベース… つづきを読む
タイトルとURLをコピーしました