料理家によるオリジナルレシピ

甲州ワインビーフのヒレ 山椒ソース

2025-01-06


レシピ特徴・着想理由

ワインの絞り粕で育ったワインビーフは甘みのある肉質であることから、肉の甘みにピリッとした山椒の香りと、ソースの甘さを口の中で合わせることで美味しく仕上げています。
山梨県のワインビーフのヒレを使用。


調理ポイント
  • お肉は1時間前に常温に出しておく。
  • オーブンを180度にあたためておく。
  • 青山椒は春時期に出たものを使用しています。ネット購入可。
  • ソースの作り置きをする場合は肉の端などをソースに焼いて入れることでデグラッセ(工程5)を省けます。
  • 甲州ワインビーフのヒレ 山椒ソース

    2 人分

    Ingredients

    • 甲州ワインビーフ ヒレ 300 g
    • 塩(0.8%) 2.4 g
    A
    • 30 g
    • 醤油 30 g
    • みりん 30 g
     
    • 青山椒(刻む)好みで増量可 10 g
    • バター 5 g
    • コーンスターチ 少々
    • にんにく・お好みのハーブ 適量

    How to make

    • 常温に戻したお肉に塩をなじませて10分置き、出た水分を拭き取る。
    • 〜ソースを作る〜
      鍋にAを合わせ煮詰め、刻んだ山椒を入れる。バターを入れてコクととろみを出す。
    • 〜肉の火入れ〜
      油をひいて強火で温めたフライパンで全面を返しながら焼く。
      1面20秒程で全体で3分ほど焼いたら、バットに上げ、180度のオーブンに3分入れる。
    • オーブンから出したら二重にしたアルミホイルに包み、温かいところで3分休める。
      再度オーブンで3分焼く。
      これを数回繰り返し、中心が温かくなるまで行う。
      ※金串をさして熱さを感じるくらいが完成(温度計で中心が55度になるのを目指す)。
    • 〜ソースの仕上げ〜
      肉を焼いたフライパンに2を入れて軽く沸かし肉の旨味をソースに溶かす。
      濾してコーンスターチを加えてとろみを調整する。刻んだ山椒(分量外・適量)はアクセントで添える。
    • フライパンを軽く拭き、多めのバター(分量外・適量)、にんにく、お好みのハーブで表面を焼き、酸化した油を流す。
      火が入りすぎないように中火で1面5秒以内で転がしてさっと上げ、数分休ませてから切る。

    Culinary Specialist

    大塚沙耶香
    Otsuka Sayaka
    自宅サロン Rare
    2022年に料理教室Rareを開業。フレンチの技法を駆使した出張料理やオフィスケータリングを提案。今冬中目黒にオープン予定のレストラン「Schola」で研鑽を積み、更なる高みを目指す。 … つづきを読む
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