美食都市研究会について

美食都市研究会とは

美食都市研究会はガストロノミーと都市の関係を具現化する「美食都市構想」を推進するための準備的な研究会として発足しました。本研究会においては、ガストロノミック・シティ=美食都市の定義と評価基準を定め、美食都市に基づいた都市政策やまちづくりについての戦略性と方向性を提言いたします。

研究体制は、大阪公立大学教授橋爪紳也氏を軸に、都市計画、フードビジネス、経営学、フードツーリズム、食によるまちづくりなどの専門家により構成する準備研究会を設置し、世界に通用する日本の美食都市(ガストロノミーシティー)を発表し、 促進することで、日本の各都市が美食を基盤にした街づくりを行い、都市間競争に生き残れる源泉を生み出す基盤創りとなるものと致します。

美食都市とは

美食都市とは、食文化と地域の魅力を融合させた特別な都市です。
ここでは、優れた食の体験が提供され、地元の食材や料理のクオリティが高く評価されます。美食都市では、レストランや食品業者、農水産業などが連携し、地域の食文化を振興する取り組みが行われます。
観光客は地元の特産品や伝統料理を楽しみ、美食体験を通じてその土地の魅力を存分に味わいます。
美食都市は、食の特産品化やブランディングを通じて地域の経済活性化にも寄与し、持続可能な開発を可能にします。地域の誇りや文化を反映した食の魅力が観光の大きな要素となり、訪れる人々に心地よい体験を提供します。

活動内容

① 美食都市認定制度 (初年度 認定のみ、24年度以降に認定制度を発展させ公募よる美食都市アワードを開催)
国内の美食都市候補を公募、選定のうえ、認定式を実施。
毎年、日本各地からの応募により、選考委員が審査し、賞を授与する。

②美食都市フォーラムの開催。
会員制(個人、法人、自治体)で組織。
東京にて各地の先進事例を紹介する定例のフォーラムを実施。
世界の美食都市先進事例の研究。
年に1度、メンバーによる世界の美食都市視察 ツアー実施。 世界の美食都市の事例報告会を開催。