料理家によるオリジナルレシピ

塩豚のポテ

2024-12-20


レシピ特徴・着想理由

肉質がきめ細かく、脂肪にも甘みがある甲州富士桜ポークを塩豚にすることで、塩の脱水効果と熟成が進み、さらに旨味が凝縮します。

肉が持っている旨味を活かすため、余計なブイヨンなどは加えず、シンプルに調理しました。野菜と一緒に煮込むと、上質なポークブイヨンが出来上がります。

ほろっと柔らかい豚肉に、コクと風味があるスープが絡み、優しい味わいになりました。美味しい銘柄豚だからこその1皿です。


調理ポイント
塩豚の塩分は肉の重量の約3%です。豚肉の大きさに合わせて調節してください。
野菜を時間差で入れることで、全体の食感のバランスが整います。コウサイタイは茹で汁に色がつくので別茹でしておきます。

塩豚のポテ

2 人分

Ingredients

  • 豚肩ロース(ブロック) 400 g
A
  • 12 g
  • コショウ 1 g
  • 砂糖 1 g
 
  • 玉ねぎ 1
  • にんじん 1
  • じゃがいも 1
  • キャベツの葉 2
  • コウサイタイ 1
  • 出汁昆布 10 g
  • マスタード 適量

How to make

  • 豚肉にAをまぶし、ビニール袋に入れて、冷蔵庫で2日~3日寝かせる。
  • 豚肉から出た水分をふき取り、出汁昆布と一緒に鍋に入れる。豚肉が浸かる程度の水を加えて火にかけ、沸騰したらアクを取り除き、蓋をして弱火で40分茹でる。
  • 玉ねぎ、にんじん、じゃがいもは皮をむき、丸ごと加え、更に30分茹でる。
  • キャベツの葉を加え、15分茹でて塩コショウでスープの味を調える。
  • コウサイタイは別の鍋で2分茹でる。
  • 豚肉と野菜を食べやすい大きさに切り分けて皿に盛り、スープをかける。お好みでマスタードを添える。

Culinary Specialist

浦田深雪
Urata Miyuki
ラ・ネージュグラッセ
学生時代より「人と食」に興味を持ち、管理栄養士の国家資格を修得。 ル・コルドン・ブルー東京校にて料理、製菓を学び、料理ディプロマ修了。その後、クッキングスクール講師、外食業界のメニュー開発などを経て… つづきを読む
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