料理王国主催「トップシェフに学ぶ」セミナーの1回目として「オリーブオイルテイスティングセミナー」が開催され、オリーブオイルに興味のある飲食関係者から一般の消費者まで、幅広い参加者が集まった。
セミナー開催の目的
高品質なエクストラバージンオリーブオイルを選ぶための知識と、オリーブオイルの特性を活かした料理への活用方法を紹介したい。
この日の講師はアロマフレスカの原田慎次さん。 また、特別講師として、イタリアでオリーブオイル鑑定士として活躍する山田美知世さんを招き、本物のエクストラバージンオリーブオイルを選ぶためのテイスティング方法や、良質なオイルと呼べる条件などをレクチャーした。
エクストラバージンオリーブオイルのテイスティングのポイント
1.豊かなオリーブの香りがする
2.ノドの奥で辛さを感じる
3.舌にオリーブ以外の雑味が残らない
テイスティングに続くセミナーでは、「オリーブオイルの特性を、どのように料理に活かしていくか」をテーマに原田シェフがデモンストレーションを行った。
まず、イタリア産プーリア州のコラティーヌの単一種で、モンテリージ社「エクストラバージンオリーブオイル ストロングフルーティ」を、地蛤やブロッコリ、あおさ海苔に合わせたスープを披露。もうひと品では、「イタリアにはないタイプ」というチュニジア産「オーガニックエクストラバージンオリーブオイル DONIA」を、 同じく中東で使われるデュカスパイスとともに「調味料」として使用。ゴーヤの苦味、金華豚の脂の旨味、巨峰のフレッシュな甘さを、スパイスとオイルでバランスを重視してまとめあげた「金華豚のロースト、巨峰とゴーヤとデュカスパイス」を披露した。
テイスティングに続くセミナーでは、「オリーブオイルの特性を、どのように料理に活かしていくか」をテーマに原田シェフがデモンストレーションを行った。
まず、イタリア産プーリア州のコラティーヌの単一種で、モンテリージ社「エクストラバージンオリーブオイル ストロングフルーティ」を、地蛤やブロッコリ、あおさ海苔に合わせたスープを披露。もうひと品では、「イタリアにはないタイプ」というチュニジア産「オーガニックエクストラバージンオリーブオイル DONIA」を、 同じく中東で使われるデュカスパイスとともに「調味料」として使用。ゴーヤの苦味、金華豚の脂の旨味、巨峰のフレッシュな甘さを、スパイスとオイルでバランスを重視してまとめあげた「金華豚のロースト、巨峰とゴーヤとデュカスパイス」を披露した。
アロマフレスカ
Shinji Harada 原田 慎次
アロマフレスカ シェフ
1969年栃木県生まれ。1988年より六本木「ヂーノ」にて修行し、94年に青山「ジリオーラ」のシェフに。
98年に広尾に「アロマフレスカ」をオープン。2005年に麻布へ移転。
10年には場所を銀座2丁目に移し、ワインを楽しめるサロン「サーラアマービレ」を併設した。
オリーブオイル鑑定士
Michiyo Yamada 山田 美知世
日本人で唯一、イタリアの国家試験であるオリーブオイル鑑定士資格を取得。
以降、イタリア各地で開催されるオリーブオイルのパネルテスト(ディフェクトの有無や品質の鑑定と評価)に、公式鑑定士として数多く参加する。イタリア・ミラノ在住。