2016年 第4回 納涼 シェフ交流会 (東京・大阪)

今年で第4回となる納涼シェフ交流会を、東京、大阪の2会場で開催。「原点回帰」をテーマに、トップシェフによる調理デモンストレーションが行われた。

東京会場 2016年6月27日(月) 厨BO! SHIODOME

テーマは「原点回帰」。
料理界におけるふたりの重鎮の原点に 奥深い歴史を垣間見る。

港区東新橋にある「厨BO!SHIODOME」が会場となった東京では、105店舗、183名以上の料理人が参加。再会を喜ぶ姿や、互いの近況を報告し合う など、会場内は始終なごやかなムードに包まれた。5つの企業および自 治体の出展ブースには絶えず参加者が出入りし、担当者の話に熱心 に耳を傾ける姿が見受けられた。

トップシェフによるデモンストレーションでは、東京・四谷のフレンチレストラン「北島亭」の北島素幸さんと、日本料理界の重鎮・ 道場六三郎さんが満を持しての登場。さらに、ブースを出展している愛媛県から中村時広知事が駆けつけ、「愛媛あかね和牛」など県産食材をする一幕も。

東京会場に駆けつけた愛媛県の中村知事を囲んで。左から「ラ・ロシェル山王」の川島さん、「銀座レカン」高良さん、「ピアット・スズキ」鈴木さん、「トラットリア・ケ・パッキア」岡村さん。
フンドーダイ五葉&たまな五葉倶楽部のブースでは、上質な九州食材を加工したピューレやドレッシングなどに取り入れやすいアイテムを20種類以上陳列。
エノテカのブースでは、「バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド」「アンティノリ」など計5種のワインの試飲を用意。スイーツとの相性を想像しながら試飲する、「モンサンクレール」辻口さん。

大阪会場 2016年6月29日(水) エルテック新大阪

2人のトップシェフが 各々のアプローチで「原点」を表現
参加者たちの熱い視線が注がれた。

「エルテック新大阪」で大阪会場内は、 東京とはまた違う熱気に包まれてい た。この日の参加者は51店舗90名以上。出展ブースは合計4つ。鹿児島県のブースは東京とは異なり、有限会社佐多宗二商店は大阪限定での参加となった。

デモンストレーショ ンが行われたキッチンは出展ブースとつながっているため導線は抜群。 交流会の開始と同時に愛媛県ブース から「愛媛あかね和牛」を焼く香 りが立ち込めると、多くの参加者が 興味を抱いた様子で列をなしていた。 今回デモンストレーションを担当 したのは、東京「銀座レカン」の高良康之さんと、名古屋「ドディチ・マッジョ」の今村光志さん。若手やベテランを問わず、観覧席が最前列から次々と埋まっていく様子から、参加者の「ここで何か持ち帰りたい」という前向きな姿勢がビシビシと伝わって来た。

本格芋焼酎「晴耕雨讀」で知られる、鹿児島県の有限会社佐多宗二商店の皆さん。焼酎にフレッシュフルーツを加えたサングリア風のサーバーも用意された。
酸化を防ぎボタンひとつでグラスに注げる温度管理機能も備えたワインサーバーを展示するグローバルのブース。デモンストレーションを終えた「ドディチ・マッジョ」今村さんの姿も。
愛媛県が生産量日本一を誇る和製グレープフルーツこと「愛南ゴールド(河内晩柑)」と地域限定生産の「絹かわなす」。

ブース出展団体
愛媛県 / 鹿児島県 / グローバル / フンドーダイ五葉&たまな五葉倶楽部 / エノテカ