若井めぐみ ヴェール エクラタン
モットーは“ハーブをもっと身近な食材に”。2011年にスタートした料理教室では、おいしいだけでなく、身体にやさしいハーブの魅力を伝えている。現在、教室はオンライン開催としており、遠方やなかなか外出できない方に好評。レストランやカフェ、メディアへのレシピ提供なども行う。
https://vert-eclatant.com
ティアラムソースでいただく ホタテとアボカドのカルパッチョ ハーブサラダ仕立て
今回、シェフから教えていただいたことで一番印象に残っているのは、とにかく素材そのものを活かすために余計な材料は極力入れないということでした。その点を踏まえて主役のソースはシンプルに少ない材料で仕上げています。ブレンダーで攪拌して種を濾しているところも参考にした点です。会話の中で乳製品との相性もよいということが出てきたので、ヨーグルトと合わせてホタテやアボカドと相性の良いまろやかでさっぱりしたソースに仕上げました。
ハーブサラダもシェフの魚料理の盛りつけからインスピレーションを受けています。
ラム肉をハーブとレモン汁でマリネすること、付け合わせにそら豆を使うことなど、シェフから学んだことや得たインスピレーションを基に、以前フランスの友人から聞いていたフランス南東部の都市、アヴィニョンの家庭料理である、ラム肉の白ワイン煮込み(Daube d’Avignon)を思い起こし、レシピにしてみました。柑橘とハーブの香りがさわやかで、軽い味わいの煮込みです。