
1135年にイタリア北部ポー渓谷の修道士たちによって初めて作られた、約9世紀にわたる歴史を持つチーズ、グラナ・パダーノ PDOチーズ。このチーズは、生乳を部分的に脱脂して使用し、伝統的な製法で作られます。最低でも9か月間熟成され、特に「リゼルヴァ」と呼ばれるタイプでは最大24か月もの長期熟成が施されます。各チーズには焼き印で刻まれた独自のロゴと、全体に刻まれた特徴的な菱形模様が施されています。この模様はチーズのアイデンティティの重要な要素であり、何世紀にもわたる伝統と職人技を象徴しています。
そんなグラナ・パダーノ PDOチーズをテーマにした料理講習会を、ヴォーロ・コズィの西口大輔シェフを講師に迎えて開催します。
グラナ・パダーノ PDOチーズの歴史や食文化などを学ぶ講義に始まり、熟成期間の違いによる変化の食べ比べ、そして西口シェフによるデモンストレーションでは、「食品」として完成されたチーズが、その中でも特にグラナ・パダーノ PDOチーズが「食材」としていかに優れ、どのように料理の中に活用することができるのか、実例とその試食を通して学んでいただきます。
本講習会を通じてぜひグラナ・パダーノ PDOチーズの魅力を体験し、お店のメニュー開発に活かしてください。
西口 大輔
1969年生まれ。吉川敏明シェフのもと「カピトリーノ」で修業。93年にイタリアに渡り、ヴェネツィアなどのリストランテを経て、ミラノの「サドレル」ではパスタシェフを任される。96年に帰国、代々木上原「ブォナ・ヴィータ」のシェフを務め、2000年に再び渡伊。ロンバルディア州「ロカンダ・ヴェッキア・パヴィーア」のシェフを5年間務め、2006年に東京・白山に「ヴォーロ・コズィ」をオープン。

| 日時 | 2026年1月19日(月) 第一部:11:00~13:00(開場10:45) 第二部:14:00~16:00(開場13:45) (一部と二部は同じ内容です) |
| 会場 | 東京山手調理師専門学校 |
| 住所 | 〒158-0081 東京都世田谷区深沢8-19-19 https://yamanote.ac.jp/tokyo/access/ |
| 参加資格 | 飲食業界で働く料理人および食材の仕入れ従事者 |
| セミナー内容 | グラナ・パダーノ PDOチーズの歴史、食文化の紹介、グラナ・パダーノ PDOチーズの熟成の食べ比べ、およびそれを使った調理デモンストレーションと試食 |
| 講師 | 西口大輔シェフ(ヴォーロ・コズィ) 佐藤優子氏(チーズプロフェッショナル協会) |
| 募集期間 | 10月27日(月)〜12月26日(金) |
| 費用 | 無料 |
| 募集人数 | 各会20名(先着順・1店舗2名まで) |
| 主催 | グラナ・パダーノチーズ保護協会 |
| 運営 | 料理王国(株式会社JFLAホールディングス) |
※今回のセミナーは、飲食業界で働くシェフ、料理人および仕入れ従事者を対象としております。
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