岐阜県が全国に誇るブランド食材、飛騨牛と鮎を飲食店で楽しめる「岐阜を味わうメニューフェア2023」が、8月1日から31日まで開催中だ。参加しているのは首都圏と関西圏の飲食店延べ77店舗で、各店舗が考案した、飛騨牛や県産鮎のオリジナル料理が提供されている。
特に関西圏の参加店舗については、6月14日に大阪・梅田の料理王国直営のキッチンスタジオ「グルメスタジオFOOVER」にて開催された岐阜県食材商談会に多くの店舗が来場し、飛騨牛や鮎について見識を深めた。また、満田健児氏(懐石料理 桜会)、寺田繁氏(日本料理 寺田)、多々良大展氏(大和串Planning株式会社)、山口幸男氏(トラットリア イル フィオレット)、稲見育大氏(株式会社リ・ライフ)、木村重成氏(中華私房菜ハスノハナ)の6名のシェフや外食企業オーナーたちは、6月26日、27日の2日間に渡る産地見学会に参加。今回のフェアの対象食材である飛騨牛と鮎はもちろん、それ以外にも県産野菜や日本酒など、実際に現地を訪れたことが、今回のフェアでの提供メニューにも活かされている。
今回のフェアで対象となる岐阜県産食材は、飛騨牛と鮎。
飛騨牛は、岐阜県の統一銘柄であり、全国の和牛が揃う多くの大会で最優秀枝肉賞などを受賞、(公社)日本食肉格付協会による牛枝肉格付においても全国平均を大きく上回る最高等級(5等級)の発生率を誇るなど、岐阜県を代表する食材として知られている。23年1月には、その地域ならではの特性を持つ産品を地域の知的財産として保護する地理的表示(GI)保護制度にも登録され、さらなるブランド力の向上と世界中での認知向上が期待されている。
岐阜県の県魚でもある鮎は、6月から8月が旬だ。清流・長良川の上流域の水質の良さと急峻な流れで、香り豊かで身の締まりの良い天然の鮎が漁獲される。そして鮮度の良い状態で出荷されるので、「香魚」という別名の由来でもある独特のスイカのような香りも存分に楽しめる。
フェアの参加店とそれぞれの考案したオリジナル料理は以下の通り。8月1日から31日のフェア期間中にぜひ訪れ、岐阜県自慢の飛騨牛と鮎をぜひご堪能いただきたい。
飛騨牛&清流の鮎「岐阜を味わうメニューフェア2023」
詳細はこちらの特設サイトより。
https://gifu-fair.info/