2013年に始まった「RED U-35(RYORININ’s EMERGING DREAM U-35)」は、夢と野望を抱く、新しい世代の新しい価値観を持った料理人(クリエイター)を見いだし、世の中へ後押ししていくためのコンペティション。歴代のレッドエッグ(グランプリ)はもちろん、その他にも多くの料理人が毎年この舞台をきっかけに飛躍を遂げている。第10回目となる一昨年に初めての女性レッドエッグが誕生、翌年の第11回目の昨年ではイタリア料理から初めてのレッドエッグが誕生したように、現代から近未来にかけての食業界のトレンドや社会全体とのつながりが見えてくる場でもある。
過去2番目に多い511人がエントリーした2025年は、二次審査通過者である20名のシルバーエッグの中から三次審査を突破した9名の「シルバーエッグplus」が発表された。
三次審査は、オンラインでのグループディスカッションと個人面談。グループディスカッションでは、当日発表された「私たちが考えるEARTH FOODS 26」をテーマに、今大会使用した日本発の食のリスト「EARTH FOODS 25」に加えたい一品を各自が出し合い、それをグループで取りまとめて最終的に一品に絞り、その理由とともに発表した。続く審査員との個人面談では「審査員にどうしても伝えたいこと」などそれぞれの思いが語られた。
そうしたオンラインでのプレゼンテーションやコミュニケーションを経て、審査員が「会ってみたい」「料理を食べてみたい」と感じた9名がシルバーエッグplusに選出された。
10月4日に開催される最終審査は、この9名が「日本から世界へ EARTH FOODS 25」を表現する一皿を作り、それを審査員が試食して行われる。この試食審査を経て選ばれるのが、ファイナルステージに進出する5名の「ゴールドエッグ」だ。大阪・関西万博で開催されるファイナルステージでは彼らによる最終プレゼンテーションが行われ、次世代のスターとして活躍が期待される1名を「レッドエッグ(グランプリ)」として発表する。
なお、ファイナルステージは事前予約制で、一般の参加者も入場することができる。ステージプログラムは7日前抽選と当日登録を受け付ける予定で、詳細は大阪・関西万博公式サイトの予約・抽選ガイドからご確認いただきたい。
【RED U-35 2025 シルバーエッグplus(三次審査通過者)】
(氏名/年齢/専門ジャンル/所属先/所在地・活動地/肩書・役職)
李 廷峻 35 歳 韓国料理 HASUO 東京都 オーナーシェフ
イ テヒョン 32 歳 韓国料理 / フランス料理 HASUO 東京都 スーシェフ / 副料理長
佐藤 歩 25 歳 日本料理 菊乃井 鮨青 肉雲収 京都府 料理人
須藤 良隆 34歳 フランス料理 La Plage 新潟県 シェフ / 料理長
田村 和儀 31 歳 フランス料理 wavie 京都府 オーナーシェフ
丸山 千里 31 歳 フードクリエイター フリーランス 東京都 商品開発
向田 侑司 32 歳 中国料理 ウェスティンホテル東京龍天門 東京都 料理人
山名 新貴 29 歳 イタリア料理 KURKKU FIELDS(perus) 千葉県 シェフ / 料理長
吉原 誠人 31 歳 フランス料理 フリーランス(開業準備中) 山梨県
※敬称略/五十音順
※年齢はシルバーエッグplus発表日(2025年9月3日)時点
プロフィールや提案料理等の詳細はコチラ
RED U-35 2025
https://www.redu35.jp/