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名店のスペシャリテ【陳マーボドーフ】、その後「四川飯店 赤坂」

四川飯店 陳マーボドーフ

四川飯店を代表する料理、「陳マーボドーフ」。
シンプルな中に四川の伝統と親子の情熱が詰まっている

今や全国の家庭で愛されている中華の名品、麻婆豆腐は四川飯店の創設者、陳建一さんの父、建民さんが日本に広めた料理だ。陳さんは、日本人がおいしいと思う麻婆豆腐と、四川本場の味と技を合体。四川飯店の揺るぎないスペシャリテを作り上げた。

スペシャリテ:陳マーボドーフ

陳マーボドーフ
陳マーボドーフ

辛さのもとは豆板醤、一味唐辛子、特製ラー油。3種のブレンドで複雑さが生まれる。水溶き片栗粉を入れた後はしっかりと加熱し、なめらかなとろみのある仕上がりに。立ち上る香りもごちそうの一皿だ。

四川飯店を代表する料理、「陳マーボドーフ」。今の形は、陳建一さんが今から約30年前の、30代の半ばの年齢の時に完成させた品だ。

陳さんは麻婆豆腐発祥の店、四川省成都の「陳麻婆豆腐店」で30代の前半に研修。また麻婆豆腐の肝である豆板醤に関しても、名産地である四川省郫県(ピーシェン)の信頼できる生産者に、四川飯店専用のものを製造してもらう体制を整えた。

次ページ:約30年前に完成させたスペシャリテ、この一皿の未来への想いとは?


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