伝統的な加賀懐石とシャンパン＆ワインのマリアージュを楽しむ贅沢【神楽坂・和食】加賀生麩割烹 神楽坂 前田

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正統派の日本料理を、上質のシャンパンやワインとともに味わえる「神楽坂 前田」。「ワインやシャンパーニュが一般的に嗜まれるようになっても、まだまだ日本料理と合わせて楽しむスタイルは浸透していません。もっと多くのお客さまに楽しんでいただきたいと思っております」と、スーパーバイザーの前田英士郎さんは言う。常時200種類以上のシャンパン＆ワインをセラーに取り揃え、2名のソムリエが料理やお客さまの好みに合った銘柄をおすすめしている。

  料理は、繊細ながら華やぎのある伝統の加賀懐石だ。料理長の山内政治さんは、納得のいく食材と出会うため自ら市場へ通う労を惜しまない。加賀野菜や金沢の海の幸なども積極的に使い、加賀らしい季節感を巧みに表現。なかでも「生麩」にスポットを当てており、加賀の郷土食である治部煮など生麩を使った料理をすべてのコースに採用するほか、ごはんにも金沢の老舗生麩店の生麩の時雨煮を添える。

  建物は、「迎賓館」的に使われていた個人邸。飾り障子や天井の細工、ふすまの引き手など細部にまで贅を尽くした空間で、絢爛で洗練された加賀料理を楽しみたい。

料理長 山内政治さん
1967年神奈川県生まれ。横浜の「あいちや」、熱海の「小嵐亭」など、料亭や料理旅館で修業を積む。銀座の「八彩懐石 長峰」などの料理長を経て、2012年より「神楽坂 前田」料理長に。とくに野菜の扱いに長け、正統派の日本料理の中で、なり物、根菜、葉物など旬の味覚を多彩に表現。「神楽坂 前田」では、加賀の野菜も広く使いこなす。

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