注目のネオ・クラシック マ プール 市岡徹也 24年8月号


フランス東部・自然豊かなジュラの魅力を詰め込んだスペシャリテ

第二の故郷・ジュラに思いを馳せ“今と昔”が融合する料理を提供

東京・文京区、東京大学からもほど近い場所にある「マプール」は、日本ではあまり馴染みのないジュラ地方の郷土料理が楽しめるレストランだ。

料理は、冷前菜・温前菜・メインの3皿を中心に、アミューズとデセール、ミニャルディーズが加わった「ジュラコース」(9600円)を核に提供。ワインもすべてジュラ地方産を揃える。オープンから7年が経つが、すっかり“ジュラ料理の専門レストラン”というサブタイトルが定着。近隣に住む人、遠方か
ら定期的に訪れる人など幅広いファンを掴んでいる。


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市岡徹也 いちおか てつや
1974年、愛知県生まれ。「トゥールダルジャン 東京」(東京・紀尾井町)での修業を経て2000年渡仏。バスク、リヨン、ブルターニュ、ジュラ地方などで郷土料理を学ぶ。2014年、2度目の渡仏より帰国し「フレンチ割烹ドミニク・コルビ」(同・新橋。現在は表参道に移転)の立ち上げに携わった後、2017年に独立開業。

マ プール
東京都文京区西片2-19-17 北川ビル
info@ma-pule.tokyo
18:00〜22:00( 日 12:00〜15:00、18:00〜22:00)
月火休

text: Nobuko Minawawa photo: Haruko Amagata

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