コロナ禍でも進化は着々と。「日本ワイン」の現在地



【イベントレポート】第6回 日本ワイン祭り
 -JAPAN WINE FESTIVAL-

そんな中、2021年12月18日(土)・19日(日)には、日本ワイナリー協会主催による「第6回 日本ワイン祭り」が池袋サンシャインシティにて開催されました。2年ぶりの開催となる今回、出展ワイナリー数は66と過去最多。事前予約による90分入替制の感染症対策のもと、多くのワイン愛好家が会場を訪れました。


日本ワインの魅力を発信すべくスタートしたイベント

「日本ワイン祭り」は、2015年に第1回となる「日本ワインMATSURI祭」が豊洲で開催されて以来、その後お台場、日比谷公園と会場を移しながら、年々規模を拡大。都心にいながら全国各地の日本ワインが気軽に楽しめるイベントとして人気を博してきた、日本最大級の日本ワインイベントです。

2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大により開催を断念。2年ぶりの開催となる今回は会場を屋内へと移し、事前予約が必要な90分入替制での実施となりました。試飲なしの即売がメインではあったものの、出展ワイナリーは66で過去最多。2年ぶりの開催を喜ぶ日本ワイン愛好家が多数詰めかけ、会場内はたちまち熱気で包まれました。

会場内には北海道から九州まで全国各地のワイナリーの即売会のほか、実演販売コーナー、各地のワイナリーと会場をつなぐリモートPRコーナー、日本ワインについてのセミナーや対談など、ステージイベントも充実。

株式会社食レコ代表取締役の瀬川あずささんによるセミナーの様子

各地のワイナリーと会場がつながれたリモートPRコーナー
セミナーと対談で登壇した「神の雫」でおなじみの漫画原作者・亜樹直さん

DWWA2021でプラチナ賞をW受賞した山梨県の白百合醸造とルミエールワイナリーをはじめ、日本最西端にある長崎県で唯一のワイナリー「五島ワイナリー」等、通常は地元でしか購入することができない希少ワインも登場。

例年までの開催内容と異なり試飲やフードの提供がない分、来場者は真剣な眼差しで資料に目を通し、実演販売コーナーではワイナリーの担当者へ熱心に質問をする姿が見受けられました。


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