2025年2月4日

ローカルに位置しながらエレガントなレストランを擁する宿泊施設、オーベルジュ。
生産者に近くなることで新鮮な食材が手に入るのはもちろん、その地域独自の歴史や食文化といった〝料理人の感性〞を刺激する土地の要素に惹かれ、こうした場所で力を振るうシェフが今、増えてきている。さらに近年では空き家となった古民家の活用や伝統的な郷土料理の再構築など、社会課題やサスティナビリティを意識した食体験を提供しようとする、いわば進化系ともいえるオーベルジュも登場。
今回ご紹介する6軒も、それぞれのスタイルで地域文化の表現に取り組んでいる。
この夏は、日本の多彩な風景と食の魅力を体感する旅へ。

地域に根づく特異な文化を、食を通じて体験できるガストロノミーツーリズム。
大都市から離れ目立った観光地もない小村や、紛争や災害の傷跡がいまだ残るような地域でも、美食の力で世界中から人を集めることができる。
| 001 | 目次 |
| 003 | to our READERS 読者の皆様へ |
| 004 | WORLD NEWS PARIS / NEW YORK |
| 006 | 美食の羅針盤 vol.13 ノーマ京都 |
| 010 | ロバート キャンベルの美味ごころ その12 オーベルジュ ときと |
| 014 | 特集 地方創生の未来を担う オーベルジュ進化系 |
| 016 | ●「オーベルジュ オーフ」糸井章太 |
| 020 | ●「エレゾ エスプリ」佐々木章太 |
| 024 | ●「ビャクナライ」友森隆司 |
| 028 | ●「ロクワット西伊豆」大関淳士 |
| 032 | ●「出羽屋」佐藤治樹 |
| 036 | ●「山小屋ホラホー」小山鉄平 |
| 040 | プロが語るevian®スパークリングの魅力 vol.1 東西2人のトップシェフがevian®スパークリングのペアリングを表現 |
| 044 | アルカンからの提案12 オーストラリア産黒トリュフの美味しい調理法 |
| 048 | 辻調理師専門学校の挑戦 第2回 |
| 050 | スイーツの教科書 vol.7 カリソン×上岡彰彦(ベージュ アラン・デュカス 東京) |
| 054 | 新・芸術家たちの食卓 vol.11 ポール・セザンヌ |
| 058 | ズバリ、日本料理 第九回 山ばな 平八茶屋 |
| 064 | ウォーターロジック「クラッセ」が紡ぐ水と料理のテロワール |
| 066 | 学校法人村川学園/大阪調理製菓専門学校の取り組み |
| 068 | 美食都市を訪ねる旅 ガストロノミーツーリズムの魅力 |
| 096 | 日本調理技術専門学校が創る料理人の未来 vol.1 |
| 098 | 料理王国×Gourmet Studio FOOVER vol.13 |
| 106 | 食材研究会 第11回 北海道・サクラマス |
| 110 | シェフロピア×「レガーロ」小倉知巳 |
| 112 | シェフに聞く、料理王国アカデミーサロン vol.10 カリナリーセミナー レポート |
| 116 | 服部学園の取り組み vol.70 |
| 118 | スーパースイーツだからできること |
| 120 | 定期購読/NEXT ISSUE/EDITOR’S VOICE |
