2021年12月23日
「人と社会と地球の健康」を掲げ、2018年に生まれたブランド「ZENB」。おいしさと健康、サステナブルをコンセプトに麺、パン、スープなど多彩に展開。
自然の恵みを大切に食べきるため、野菜、豆、穀物などの植物を極力“まるごと全部”使って作られるのが、ZENB JAPANの「ZENB」シリーズだ。
ZENBは植物が持つ栄養素やおいしさを最大限に生かすことで、人や環境への負荷がかかりがちな動物性原料を不使用とし、それらに頼らない味作りを実現。ウェルビーイングな新しい食生活を提案する。またプラントベースでは健康やサステナブルな面が注目されがちだが、ZENBは食の最大の魅力である「おいしさ」を第一に考えた上で、植物原料を使用。そのコンセプトも大きなポイントだ。
商品のラインナップは、パスタや中華麺として使える「ZENB NOODLE」の他、パン、カレー、スー
プ、ラーメン、ペーストなど豊富だ。
中でもZENB NOODLEは飲食店からの人気も高い。その原料は、北欧やギリシャで多く食され、スーパーフードとも評される黄エンドウ豆。豆由来の麺のため、茹で汁もスープなどに無駄なく使うことができる。なお黄エンドウ豆を含む豆科植物は、窒素肥料の使用が少量でよい、環境負荷の少ない作物としても知られる。
写真は、ホテルニューオータニ「大観苑」のZENB NOODLE使用メニュー、「黒毛和牛黒味噌焼きそば」。香ばしく焼いて仕立てたZENB NOODLEと、黒毛和牛のピリ辛の餡がよく合う。ヴィーガン、ベジタリアンだけではなく、食に制限のない人にも満足感あるメニューを提案する選択肢として、今後さらに注目されそうだ。
ZENB公式サイト
https://zenb.jp
text: Nobuko Minagawa