”ファミレス”的なレストランでありたい。「ラ ブリアンツァ」奥野義幸さん


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ラ ブリアンツァ 奥野義幸さん

大学卒業後、一般企業を経て料理人へ

 六本木ヒルズレジデンス棟内に店を構える「ラブリアンツァ」をはじめ、現在都内に3店舗を展開するシェフ・奥野義幸さんは、大学時代、米国留学中に初めてヨーロッパの料理と出合ったという。

「実家が料亭を営んでいたので、普段の食事は当然、ほとんど和食。店が休みの日は、各地の名店と呼ばれる日本料理店を、勉強を兼ねて食べ歩く父に同行していました。そんな環境で育ったので、留学中にアルバイトしていたギリシャ料理店で食べた料理は初めて口にするものばかりで、興味深かったですね」

大学卒業後は一般企業へ就職した奧野さんだったが、入社後すぐに違和感を覚えたという。


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