RED U-35 2023 二次審査を突破した20名のシルバーエッグが発表される


2013年に始まり、今年第10回を迎えた「RED U-35」は夢と野望を抱く、新しい世代の新しい価値観を持った料理人(クリエイター)を見いだし、世の中へ後押ししていくためのコンペティション。歴代のレッドエッグ(グランプリ)はもちろん、その他にも多くの料理人が毎年この舞台をきっかけに飛躍を遂げている。

2023年は335名の若手料理人がエントリー。今回は、9月末に発表された50名の一次審査通過者(ブロンズエッグ)から、10、11月の二次審査で20名のシルバーエッグにまで絞り込まれた。

一次、二次審査の共通のテーマは「2030年のお子様ランチ 〜未来をつくるこどもたちに贈る料理〜」。一次審査では料理と作文とによるドキュメント審査が行われ50名のブロンズエッグが選出された。35歳以下が応募資格となっている「RED U-35」だが、50名のちょうど半数にあたる25名が20代だった。また、応募者の所属店舗の平均客単価が、2022年度の16,688円から2023年度は35,946円と⼤幅に上昇。もちろん物価⾼の影響もあるが同時に、高い技術に裏付けされた高付加価値店舗からの応募者が増加しており、大会のレベルが底上げされていることがうかがえる。

そんな50名のブロンズエッグたちが今回のぞんだ二次審査は、120秒の動画でのプレゼンテーション。一次審査で作った「お子様ランチ」のメニューに込めた想いやポイントを、映像を使ってどのように発信するか、興味・共感を得られるか、といった点が審査された。

各動画は「RED U-35」の公式YouTubeチャンネルで公開され、ブロンズエッグ、そしてこの二次審査を突破したシルバーエッグとに分けて再生リストも作られている。

RED U-35 2023【三次審査進出】シルバーエッグの再生リスト

この20名のシルバーエッグが次に挑む三次審査は24年1月17日に行われる予定の、「審査員とのオンライン面談」だ。オンラインでのプレゼンテーション、コミュニケーションを通じて、審査員が実際に対面で会ってみたい、料理を食べてみたい人物5名がファイナリストとして選出される予定だ。

2022年の最終審査の様子

【RED U-35 2023 シルバーエッグ(三次審査進出者)】
(氏名/年齢/専門ジャンル/所属先/所在地・活動地/肩書・役職)

1 秋山 雄毅 26歳 フランス料理 「C’est la vie.」 徳島県 フリーランス/料理人
2 穴沢 涼太 35歳 日本料理 「里山十帖」 新潟県 料理人
3 阿部 巧茉 32歳 創作料理 「Bistro Rode」 大阪府 オーナーシェフ
4 今井 柊児 26歳 日本料理 「京都吉兆 嵐山本店」 京都府 料理人
5 清藤 洸希 29歳 フランス料理 「枯朽」 東京都 オーナーシェフ
6 國居 優 27歳 日本料理 「SHIZEN」 東京都 シェフ/料理長
7 黒川 恭平 35歳 洋食 「レストラン ブロッサム」 石川県 シェフ/料理長
8 桑原 仁路 34歳 イタリア料理 「ワイン食堂フレーバー」 埼玉県 シェフ/料理長
9 西連地 元気 30歳 イタリア料理 「2tsumoli」 茨城県 オーナーシェフ
10 坂口 功 26歳 フランス料理 「Auberge “eaufeu”」 石川県 料理人
11 中村 有作 34歳 イノベーティブ 「レストランkoke」 京都府 オーナーシェフ
12 中村 侑矢 28歳 日本料理 「HIŠA FRANKO」 スロベニア 料理人長
13 西山 優介 28歳 里山料理 「respiracion」 石川県 料理人
14 藤原 弘輝 27歳 フランス料理 「Luciole」 愛媛県 オーナーシェフ
15 増永 琉聖 25歳 創作料理 「Nishimura Takahito la Cuisine creativite」 福岡県 シェフ/料理長
16 村田 美月 32歳 フランス料理 「Artisan de la TRUFFE paris」 東京都 スーシェフ/副料理長
17 山口 雄平 29歳 イタリア料理 「Maruta」 東京都 料理人
18 山本 渚生 26歳 フランス料理 「Auberge “eaufeu”」 石川県 スーシェフ/副料理長
19 山本 匠 24歳 日本料理 「京都吉兆 嵐山本店」 京都府 料理人
20 山本 結以 29歳 フランス料理 「ESqUISSE」 東京都 スーシェフ/副料理長

※敬称略/五十音順
※年齢はシルバーエッグ発表日(2023年11月15日)時点

プロフィールや提案料理等の詳細はコチラ

RED U-35 2023
https://www.redu35.jp/

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