日本のフランス料理が歩んできた道 前史から草創期へ 23年4月号


1910(明治43)年、パリの「ホテル・リッツ」の厨房で、圧倒的な存在感を見せる60代のオーギュスト・エスコフィエのかたわらで働く22歳の日本人がいた。のちに「天皇の料理番」と呼ばれる秋山徳蔵である。この男から紐解くフランス料理110年の足跡は、時代に呼応しながら大胆に進化していく。


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text: Shoko Yamauchi


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