ジビエに魅せられた、北の大地のハンターシェフ ゴーシェ(北海道・札幌) 小鹿陽介 25年8月号


札幌でジビエ料理が楽しめるビストロとして知られる「ゴーシェ」。料理はアラカルトのみ、通年で蝦夷鹿を、猟期には鴨や鳩などの料理名が黒板に並ぶ。多くの人がスターターに選ぶのは自家製シャルキュトリーの盛り合わせ。ジャンボンブラン、フォアグラのテリーヌ、蝦夷鹿のモルタデッラなどがたっぷり盛り込まれたプラトーに、思わずテンションが上がる。
「修業時代はガストロノミックな仕事に憧れて渡仏しました。でも約3年過ごしたパリで、ビストロやジビエに惹かれ始めたのです」と語るのはオーナーシェフの小鹿陽介さん。


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小鹿陽介 (こしか ようすけ)
1975年、北海道生まれ。調理師専門学校卒業後、札幌のフレンチレストランで修業し、2006年に渡仏。プロヴァンスのレストラン、パリ「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション」を経てビストロ3店とシャルキュティエで働き、4年後に帰国。札幌のビストロでシェフを務め、15年に開業。

ゴーシェ
北海道札幌市中央区南3条西8-7 大洋ビル2F
TEL 011-206-9348
17:00〜21:00 LO
火休、不定休

text: Sonoko Fukae  photo: Rie Ishida

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