景観工学の視点から環境・経済・社会と食のあり方を問う 東京科学大学 環境・社会理工学院 土木・環境工学系教授 一般社団法人石積み学校代表理事 真田純子 25年4月号


昨年、著書『風景をつくるごはん』(農山漁村文化協会)で第15回辻静雄食文化賞を受賞した真田純子さん。農村風景を生み出すものである“食べ物=ごはん”に着目し、現代日本の農業・社会・消費のあり方を考える同書は、食に携わる者が知っておくべき多くの示唆に満ちている。人々の暮らしに密接に関わる”食”をめぐる課題と未来について、お話を伺った。


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真田 純子(さなだ じゅんこ)
1998年、東京工業大学工学部社会工学科卒業、2000年同大学院社会理工学研究科社会工学専攻 修士課程修了。07年徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部助教に着任。石積み技術をもつ人・習いたい人・直してほしい田畑を持つ人のマッチングを目指して「石積み学校」を立ち上げる。15年から東京工業大学准教授、23年より現職。

東京科学大学
東京都目黒区大岡山2-12-1-W9-95
https://sanada.cv.ens.titech.ac.jp/

text: Tomoko Narumi photo: Tomoko Osada

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