2024年10月18日
素材の持ち味を活かした滋味深い味わいで、日本人にも広く愛される広東料理。昨年、オープンしたばかりのこの店は、広東料理界の重鎮、「赤坂璃宮」の総料理長・譚彦彬さんがプロデュースした中国料理店だ。料理長は譚さんの片腕として長く活躍してきた川口海一さん。素材に対して一切の妥協を許さない、硬派な料理人だ。
店名が示すとおり、海鮮料理に特化した点がこの店、最大の個性。しかも、中華で一般的な乾物だけでなく、活けで仕入れる魚介も多用している。ほぼ毎朝、築地へ海鮮を仕入れに行くという川口さん。「乾貨には乾貨の、フレッシュな海鮮にはフレッシュだからこその魅力がある」と語る。代表的な料理であるアワビのオイスターソース煮も活けを使用。その繊細なおいしさは、豊潤な日本の近海が育てたアワビだから醸せると感じ入るのだ。
そんな料理に合わせるべく、マネージャー兼ソムリエの柿沼哲夫さんが選んだお酒はビオワインが主体。フランス産を中心に、およそ100種が揃う。星条旗通り沿いという閑静な立地も、大人が落ち着いて楽しむレストランにふさわしく、個室も完備した空間はホテルのレストランのようなクラス感も。さまざまな点で、中国料理の新しい一面を垣間見る。
料理長 川口海一さん
1968年茨城県生まれ。飯田橋「ホテルメトロポリタン エドモント」にあった「廣州」でキャリアをスタート。「赤坂璃宮」総料理長・譚彦彬さんの下で働く。その後、「福臨門酒家 丸の内店」へ。1年後には鍋の担当を日本人として初めて任される。「赤坂璃宮」が銀座に支店を出した際には一番鍋に。「香宮」では開業時より料理長を務める。
料店名(フリガナ) | 海鮮名菜 香宮(カイセンメイサイ シャングウ) |
料理ジャンル | 中華 |
所在地 | 東京都港区西麻布1-4-44 シグマ西麻布Ⅱ1F |
路線 | 東京メトロ千代田線 乃木坂駅 5番出口 徒歩5分 東京メトロ日比谷線 六本木駅 2番出口 徒歩6分 |
ホームページ | http://www.shangu.jp/ |
お問い合わせ | 電話:03-3478-6811 |
営業時間(ランチ・ディナー) | ランチ 11:30~14:30(L.O.) ディナー 17:30~21:30(L.O.) |
定休日 | 日曜日 |
オープン年月日 | 2011/11/28 |
使えるクレジットカード | JCB/VISA/Master Card/ダイナースクラブ/アメリカン・エキスプレス |
サービス料/総席数 | 10% (夜のみ) / 32 席 |
シチュエーション | デート/一人でも気軽に/パーティ/接待・会食/記念日/お子様OK/女性同士のランチ |
サービス | 車いすOK/貸切OK/ワインにこだわり/ソムリエに相談できる/ベジタリアンメニューあり/ランチ営業あり |
アクセス(MAP) |