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ネイティブも通う!知る人ぞ知る「各国バル」4選


異国ムードのバルは無数にあるが、「本場」を知るネイティブが集う店こそ「本物」といえるのかもしれない。日本に住むネイティブたちや、各国にゆかりある仕事をする方々が「ここぞ」という店をレコメンド。彼らは、なぜそこに通うのか? 人気の秘密を探る。

注目クラフトブルワリーのオフィシャルバー
BrewDog Roppongi ブリュードッグ六本木

世界的なバー展開では、スウェーデンに次いで日本が2カ国目となっている。

クラフトビールの異端、アジア初上陸に待ちわびたネイティブたちが集う


ブリュードッグは、スコットランド北西部フレザーバラで2007年に創業した小規模なクラフトブルワリー(醸造所)だ。創業者は当時24歳のジェームズ・ワット氏。素材にこだわり製法にこだわる。保守的なビール業界にあって、既成概念を打ち破った個性的なビールは、今や世界のクラフトビール界をけん引する存在にまでなった。

そのブリュードッグの15店目のオフィシャルバーとして、2014年3月に六本木にオープンしたのが「ブリュードッグ六本木」だ。店内はコンクリートと配管がむき出し。ウディなイメージがある伝統的なスコティッシュパブらしさを良い意味で裏切り、モダンなライブハウスといった空間だ。世界各地から集められたドラフト20種類、ボトル約50種類のクラフトビールは、英国流のパイント表示ではなく、スモール、レギュラー、ラージと表示して販売。料金を税込みにしたのも、 わかりやすさを重視した結果だ。クラフトビール初心者でも利用しやすい配慮があるのも、ネイティブたちが勧める理由と言えるだろう。

スコットランドの伝統料理「ハギス」
羊の内臓を使ったスコットランドの伝統料理ハギス。カブのマッシュを添えるのがスコットランド流だが、日本人の口とビールとの相性を考え、ポテトとカボチャのマッシュを添えている。

【推薦人】スコットランド国際開発庁日本代表
スティーブン・ ベーカーさん

英国生まれ。1985年に来日。 2006年から現職場に勤務し、 08年に代表就任。趣味は合気道。

スコットランド産クラフトビールを楽しむには絶好のお店です。スコットランド人シェフ、エドワードさん(元アメリカ大使館シェフ)が、本格派のスコティッシュ料理を監修。さまざまな世代の常連客がおり、楽しい夜を過ごせる居心地の良い雰囲気が魅力です。

オススメドリンク 5種

(左から)
・アラン10年(スコットランド・アラン島のシングルモルト)
・ ココアサイコ(カカオ、コーヒー豆などを加えたインペリアルスタウト)
・パンクIPA(創業者ジェームズ・ワット氏の代表作)
・A.M. レッドエール(モルティーでコクと甘味のあるビール)
・TOKYO* ストロングスタウト(ワット氏が東京に感化されて造ったボトルビール)

ブリュードッグ六本木
BrewDog Roppongi
東京都港区六本木5-3-2 齋藤ビル1F
03-6447-4160
● 17:00~24:00(金~日、祝は15:00~)
● 無休(年始のみ休業有)
● 96席


江六前一郎=取材、文 絵鳩正志=写真


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