2024年5月22日
「1970年代は後半になるまでホールトマトはブルガリア産、オリーブ油は味の強いスペイン産などサラダ油とブレンドしていた」と日本人として初めてイタリアへ料理留学した𠮷川敏明シェフは振り返る。
イタリア産のホールトマトやオリーブ油、パルミジャーノチーズなどは70年代後半になってから輸入されるようになった。
現地の味を代用品などを用いて再現し、本場の料理に挑戦してきたのが70年代。ここでは、現地で学んだ料理を伝え続けてきた𠮷川シェフとイタリアの伝統を追求する料理人に過去から未来へつなぐ料理を披露してもらう。
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text 飯島千代子 photo 海老原俊之
本記事は雑誌料理王国2020年8・9月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は2020年8・9月号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。