2024年10月18日
中国料理は「変化」しているのだろうか。それを知るにはまず、「土台」を知らねばならない。中国料理を深く研究されている中国食文化研究家の木村春子先生に、四大料理の区分の原点から現在の変化について語っていただいた。
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中国料理をひと言で表すと問えば、「何でもあり」だと、木村先生。それはつまり「包容力」の意だ。日中において、「変化」は確実に起きている。次ページからはその広大なる力のなかで、自己を皿の上に表現し、顧客満足度を深めるべく、「伝統」と「革新」を交差させる料理人たちの料理を見てみよう。今回は、同一素材を別手法でアレンジすることで、「伝統」と「革新」を表現していただいた。個々人によるこの方法論の捉え方の違い、新と旧の深みに、ぜひ着目してほしい。
木村春子
中国料理研究会代表、日本ホテルレストランサービス技能協会顧問。1960年より中国料理研究を始め、風土や歴史から生まれた中国料理を追求し続けている。中国食文化に関する著書多数。
羽根則子 構成
本記事は雑誌料理王国159号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は159号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。