25年2月号「料理王国大賞 2025」 アンケート 柏原光太郎さん


料理王国創刊30周年を記念して、昨年から始まった「料理王国大賞」。本年度もたくさんのシェフたちにアンケートにご協力いただきましたが、実はシェフ以外の3名の食の有識者の方々にもご協力いただきました。ここではウェブマガジン限定で特別に、彼らのご回答を公開します。3人が2024年をどう捉え、2025年に何を予測しているか?ぜひご覧ください。

Q1.
2024年(1月〜12月の期間)に注目・活躍されたと思われるシェフのお名前(料理ジャンル不問)を1名から最大3名まで、その理由と併せてご教示ください。

A1.
松尾直幹「ラルブル」
東京最西端のフランス料理店。東京の地産地消の食材でこれほどまで多彩な料理を作る技量に感嘆。

堀田大樹「ヴィラ コムニコ」
薪火の使い方が絶妙で料理が素晴らしい。

峯村康資「虹吉」
その日に獲れた藤本純一氏の魚が東京といかに違うのかを実感させる。

Q2.
2024年のフード&レストランシーンを象徴するキーワードやテーマとして、どのようなものがあると思われますか?

A.2
薪料理、能登、ガストロノミーツーリズム

Q3,
2025年のフードシーンにはどのような動きがあると推察されていますか?

A.3
ローカルガストロノミー、デスティネーションレストランが加速化し、地方の食が今年以上に注目を浴びる。

柏原 光太郎

慶應義塾大学卒、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」等の編集部、文春文庫部長を経て、新規事業開局長など。「東京いい店うまい店」編集長、「文春マルシェ」チーフプロデューサーなども務める。2023年『ニッポン美食立国論』(日刊現代)、2024年『東京いい店はやる店』(新潮社)出版。ほかに2024年にはNHK「クローズアップ現代 ガストロノミーツーリズム」出演。現在、Kassie&Co.株式会社代表取締役、「一般社団法人日本ガストロノミー協会」会長、「食の熱中小学校」校長、食べロググルメ著名人、農水省「和食を未来につなぐ官民協働プロジェクトに関する検討会」委員、Luxury Japan Award審査員、美食都市研究会特別審査員など。


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