About CAVA
カタルーニャを代表するワインであるCAVAは、何世紀にもわたる伝統を体現した製法、土地、環境、社会経済、文化の持続可能性への確固たる信頼を象徴しています。地中海性気候の中で生まれ、90%が地元のブドウ品種から造られ150カ国以上で販売されているCAVA。その一本一本の品質は、畑からグラスまで完全なトレーサビリティを保証する管理システムと、年間2,000回以上のブドウ畑の現地検査、800回のワイナリー検査、そして57名の醸造家と技術責任者からなるテイスティングパネルにより守られています。
200年以上にわたるブドウ栽培の歴史があるポンス家。今も収穫の4割のブドウを他社に卸している。1992年に自社ブランドのカバ製造を開始。オーガニック栽培の在来3品種を主体に、カバ生産地のテロワールの味わいを追求。D.O.CAVAの規定よりも長い熟成期間をかけ、澱抜きは凍らせずに行うことにこだわりをもつ。
https://www.cavamiquelpons.com/

ブランデーの蒸留所に始まり、フランスのレミーマルタンと提携していた歴史をもつ。シャルドネをステンレスタンクで低温発酵させたものと新樽で発酵・熟成させたものをブレンドする、あるいはよいビンテージのワインを加え100カ月熟成させるなど、カバにもそのスピリットが息づく。クリーミーな口当たりのマグナムボトルも揃う。
https://giroribot.es/en

ブドウ農園として1865年に始まり、1983年より自社のカバを製造。現在は400以上の契約農家とのネットワークを築いている。2024年、スペイン全土のボデガとして初めて環境や社会に配慮した企業に与えられる国際認証のB Corp認証を取得。廃棄物94%のリサイクル、業界平均より約40%少ない水の使用などが評価されている。
https://www.vallformosa.com

正式名はオーナーのフルネーム「ジョゼップ・マリア・フェレット・グアシュ」。カバ造りの名手であった父の下から1997年に独立し、家族、日本人女性の醸造家と長期熟成カバを製造。長期ながらフレッシュ感を残すため、澱引きは出荷直前に行い、日付を記載。娘がデザインする王冠がチャーミング。大の親日家で日本にのみ輸出。
https://ferretguasch.com

広大なオーガニック認証自社畑を有する。上位レンジの多くがブルット・ナトゥーレで、チャレッロ100%・SO₂無添加や、在来3品種による2014ビンテージの長期熟成グアルダ・スペリオール・グラン・レセルバなど個性的に展開。今年、創業者の妻の名「ヌリア」を冠した3種類がカバ・デ・グアルダ・スペリオール・デ・パラヘ・カリフィカードに認証された。
https://sumarroca.es

19世紀末より続く家族経営のボデガ。当代の祖父はスペインで初めて微発泡酒を製造し、1970年代には国際品種の栽培に着手したという進取の気性に富んだ人物だったという。そのため有機栽培の取り組みも早く、2012年から自社のブドウ畑はすべて、デメター認証取得のビオディナミ農法を採用している。
https://pinord.com

1551年創業。スペイン最古のボデガであり、1872年に最初のカバを生み出した。デイリーに楽しめるものから90カ月以上熟成させたカバ・デ・グアルダ・スペリオール・デ・パラヘ・カリフィカード認証のプレミアムなものまで幅広いアイテムが揃う。歴史的建造物の博物館や地下の巨大セラーを電動カートで巡る見学ツアーが楽しい。
https://www.codorniu.com

カタルーニャ語で「1+1」を意味する。1950年代に祖父から始まり、90年代は父がオーガニックワインの生産に着手。2017年からはカバを含むすべてのワインがオーガニックになり、SO₂極小化・無添加の実践も。第3世代の兄妹も加わり「総和の芸術」を理念に、さらなる高みを目指す。土地に合ったピノ・ノワールのカバが秀逸。
https://www.umesu.wine

text: Yumiko Watanabe
photo: Satoshi Muramoto
edit: Kie Oku
