飲食店で新規客を「馴染み客化」する為のWEBツール活用事例


皆さんこんにちは、飲食店コンサルタントの三ツ井創太郎です。
「2分で読める繁盛店経営ノウハウ」は今回でシリーズ第9回となります。

オミクロン株の感染拡大により、再び大きな打撃を受けている飲食店が多いかと思います。当社ご支援先でも2月に入りお客様のご予約キャンセルが多くなったとのご報告を頂いております。厳しい経営環境の中、本記事が飲食業界の復活に向け、少しでもお役に立てれば幸いです。

前回は低コストで出来るリピート集客ツールである「メルマガ配信」を活用した集客手法についてお伝えさせて頂きました。
前回のコラムはこちらから▽
コロナ禍でも効果あり!飲食店のメルマガ活用成功事例

今回はこれまで8回のシリーズでお伝えしてきた様々なWEBツールを活用して「どのように売上アップに繋げていくか」というポイントについてお話させて頂きます。

コロナ禍で消費者のお店選びは「吟味マインド」に

コロナ禍の消費者のお店選びの特性として「数少ない外食の機会だからこそ、お店選びに失敗したくない」というマインドが強くなっています。私はこれを「吟味マインド」と呼んでいます。消費者の吟味マインドが強くなっている中では「普段から通っている馴染みのお店」が圧倒的に有利となります。

お客様の馴染み客化において重要となるのがお客様の「デジタルアドレス獲得」です。お客様のデジタルアドレスの例としては大きく分けて「LINE公式アカウント(旧LINE@)」「SNS(Instagramなど)」「メールアドレス」「お客さまの携帯電話番号(ショートメッセージ)」の4つがあげられます。
馴染み客の囲い込みをする為には、あらかじめ新規客獲得からデジタルアドレス獲得、馴染み客向け販促までの一連の導線設計を行っておく事が重要です。さらにこれらデジタルアドレスは配信する情報(コンテンツ)によって使い分ける事もポイントです。

次ページ:配信媒体ごとの特徴と傾向


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