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手土産に絶対喜ばれる!日本橋の「食の銘品」その1


江戸の中心として賑わいを見せた日本橋エリアには、この街ならではのストーリーに溢れる銘品手土産が多数存在する。今回は、日本橋をこよなく愛する街のフリーペーパー『日本橋ごよみ』(毎月20日発行) 編集部がリストアップした中から16店舗をご紹介。

01 日本橋弁松総本店の並六弁当
1,100円(税抜)

江戸時代そのままの心意気 粋な味わいに舌鼓を打つ
1810年創業の食事処「樋口屋」にて、忙しい日本橋魚河岸の人々が食事を経木や竹の皮で包んで持ち帰る文化が人気を博し、1850年に折詰弁当専門店になったことが「日本橋弁松総本店」の始まり。「日持ちさせるため 」「江戸っ子の見栄と粋」「創業時代の時代背景」から生まれた伝統の味は、里芋、筍をはじめとする野菜の甘煮や、玉子焼、めかじきの照焼など、江戸庶民が舌鼓を打った「甘辛の濃ゆい味付け」が今の時代もそのままに。手触りの良い経木の折詰弁当とどこか懐かしくほっとする味わいで、江戸の人々に想いを馳せることができる。

日本橋弁松総本店
東京都中央区日本橋室町1-10-7
TEL 03-3279-2361
月~金 9:30 ~ 15:00 土日祝 9:30 ~ 12:30 無休(年始を除く)

02 京粕漬魚久のぎんだら京粕漬
一切 75g 1,000円(税抜)

魚久の代名詞とも言える京粕漬手作業の職人技が味を支える
作家、向田邦子は著作の中で“人形町へ来て「魚久」へ寄らないのはもったいない” というようなことを書いている。大正時代に鮮魚商店を創業、割烹料理屋から現在にいたる魚久の銘品が京粕漬だ。粕漬にふさわしい魚を職人自ら選別し丁寧に捌き、割烹料理屋時代に二代目が完成させた、伝統の酒粕と調味料を贅沢にバランスよく漬け込む。その切り身は、芯まで濃厚な味が染み込み、酒の肴にもご飯のお供にもぴったりの味わい。まさにお店の看板商品ともいえる、脂のよくのった銀鱈は、酒粕との相性抜群で、食卓が幸せになる手土産の代表格だ。

京粕漬魚久
東京都中央区日本橋人形町1-1-20
TEL 03-5695-4121
月~金 9:00 ~ 19:00 土 9:00 ~ 18:00
日祝休
https://uokyu-onlineshop.jp/
(オンラインショップ有)

03 八木長本店のだしパック
東のだし、西のだし、野菜のだし 各15袋入り 1,320円(税抜)

だしのネーミングがインパクト大 本格的な味が手軽に楽しめる
1737年(元文2年)創業、282年の歴史を誇る出汁の老舗が、「出汁を知るきっかけになってほしい」と手軽なパックタイプを開発、若者や外国人にも大人気となっている。「東のだし」は、蕎麦文化の江戸っ子の味わいをと、風味豊かな宗田節をかつお節にブレンド、そして、うどん文化の強い関西を意識した「西のだし」は、焼きあごとかつお節をブレンド。購入時に贈る相手の出身地を考えるのもまた楽しい。国産野菜を使用した優しいうま味の「野菜だし」は、お茶代わりに愛飲する人もいるとか。日持ちがするのも手土産としては嬉しいポイント。

八木長本店
東京都中央区日本橋室町1-7-2
TEL 03-3241-1211
10:00 ~ 18:30
無休(年始を除く)
https://yagicho-honten.tokyo/(オンラインショップ有)

04 日本橋 千疋屋総本店のバナナオムレット
1個 432円(税込)

シンプル&リッチなクリームとふわふわスポンジが笑顔を生む
今では高級フルーツの代名詞ともいえる老舗フルーツ店が、フルーツパーラーの前身となる果物食堂を始めたのは1868年。当時の日本では見たこともないフルーツサンドやショートケーキを展開し、人気を博した。今回紹介するオムレットは、80年以上前に「やわらかな薄いスポンジで包んだフルーツのオムレットが話題を呼んだ」と記録されているほどのロングセラー商品。定番人気のバナナオムレットは、ラップに包まれているため持ち運びの型崩れの心配も少なく、手土産や差し入れとしても大活躍するフルーツデザートだ。

日本橋 千疋屋総本店
東京都中央区日本橋室町2-1-2 日本橋三井タワー内
TEL 03-3241-0877
10:00 ~ 19:00
不定休 ※年末年始は短縮営業

05 BEAVER BREADのレモンケーキ
1本 2,000円(税込)

爽やかなレモン風味に可愛らしいパッケージが人気の秘訣
東日本橋で大人気のパン屋「BEAVER BREAD」では焼き立てのパンはもちろんのこと、マドレーヌなどの焼菓子や、ジャムの詰め合わせなど、バラエティ豊かな手土産を購入できる。中でも一押しはこの「レモンケーキ」。爽やかなレモンの程よい酸味と甘さが絶妙なバランスだ。切り分けた断面の鮮烈なイエローも印象的。パッケージには店のトレードマーク、ビーバーのイラストが入っており「あの店のケーキ」と一目でわかる仕様となっているので手土産として喜ばれること間違いなし。1本売りの他スライスでの販売も行なっている。

BEAVER BREAD
東京都中央区東日本橋3-4-3 1F TEL 03-6661-7145
水~金 8:00 ~ 19:00
土日祝 8:00 ~ 18:00
月火休


text 竹内愛理、青山友美 photo 大島彩 

本記事は雑誌料理王国2020年2月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は2020年2月号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。


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