加賀藩御用達の料亭が守り継ぐ武家の心づくしのもてなし料理【本膳料理】大友楼　23年10月号

2023年9月13日料理・レシピ, 日本料理, 日本料理, 有料会員限定, 歴史・文化

加賀百万石の名残が町のそこかしこに残る金沢市で、武家の饗宴料理を受け継いでいる老舗料亭。父から引き継ぎ、また次の世代へと繋ぐ役目を担う8代目・大友佐悟さんが語るのはこの土地ならではの食材でもてなす本膳料理のあり方だ。

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大友佐悟

1983年、金沢市生まれ。加賀藩の御膳所御料理方を務めた老舗料亭「大友楼」の8代目。（株）大友楼常務取締役。大学卒業後、都内の日本料理店等で修業を積み、2013年（株）大友楼入社、弁当部に勤務。現在は、料亭・弁当部ともに現場管理、経営補佐などを担当。大友家では、本家当主の男系男子に「佐」の通字が受け継がれている。