身近で買えるプラントベースアイテム


海外で話題の商品から、 日本ではお馴染みのあの商品のプラントベース版まで、いま話題の食材15社24点をピックアップ。

meat

応用が効く素材系ミートから、温めてすぐ食べられるお惣菜まで。

肉らしさを忠実に再現

肉らしい食感や香りを忠実に再現。動物性原料不使用のデミグラス、チーズのような豆乳クリーム入りの2タイプ。
ゼロミート(ハンバーグ)/大塚食品 各 140g、各 298 円

下ごしらえいらずの大豆ミート

お湯で戻すなどの下ごしらえがいらない、レトルトタイプの「大豆のお肉」。下味無しで、様々なメニューに応用できる。
ダイズラボ 大豆のお肉/マルコメ 各80g、オープン価格

まるで豚肉みたいな食感と風味

香港発、アジアでもっとも食される豚肉の代替食品。豚肉よりも低カロリーで、カルシウムや鉄分が豊富。
オムニポーク/Green Monday
(輸入代理・発売元 アリサン) 1kg、1,590円

長年培った食肉加工技術を応用

9月からリニューアルして低コレステロール化。からあげは繊維感まで鶏肉にそっくり、メンチカツは食べ応えあり。
まるでお肉!/伊藤ハム 各200g、各400円

パリッとした食感がたまらない

日本初の肉を使わない国産ソーセージ。フライパンで焼くだけでパリっとした食感が楽しめる。
まるでソーセージ/TERRA FOODS
60g x4本、760円

野菜の甘味やうま味たっぷり

独自の野菜出汁を使用し、野菜の甘味やうま味が際立つ味わい。大豆ミートで食べごたえも十分。
大豆ミートのキーマカレー/カゴメ
180g、284円 (編集部調べ)

cup ramen & soup

手軽に作れる即席スープやラーメンは、プラントベース初心者でも挑戦しやすい。

オーツ麦で作ったミートを使用

オーツ麦から作られる、フィンランド生まれのオーツミートを使用。それぞれ4種類の野菜を入れて具だくさんに仕上げた。
オーツミートと野菜のスープ/ひかり味噌 各180円

時間がなくても手軽に食べられる

動物性原料だけでなく、化学調味料、アルコールも不使用のカップ麺。新発売「醤油」は五葷も不使用。
ヴィーガンヌードル/ヤマダイ 各200円

豆乳や胡麻を使った濃厚な味わい

麺には国産小麦粉を使用。豆乳でコクを出したとんこつ風と、胡麻の味わいが濃厚な豆乳ピリ辛麺。
ベジタリアンのラーメンシリーズ/桜井食品

dessert & drink

お馴染みのプリンやドリンクにプラントベース版登場。米やナッツのヨーグルトも。

国民的プリンを卵・乳不使用で再現

卵・乳を使わずにプルンとした食感とコクのある味わいを実現。きび砂糖の優しい甘さが広がる。
植物生まれのプッチンプリン(ファミリーパック)/江崎グリコ 65g×3個、200円

湧き水で炊き上げた米粉を発酵

生きた植物性の乳酸菌で発酵させた、有機JAS認証マーク取得の和のヨーグルト。
お米のヨーグルト アレルノン/ヤサカ 
100g、240円

dessert & drink

お馴染みのプリンやドリンクにプラントベース版登場。米やナッツのヨーグルトも。

チーズのようにとろける豆腐

低脂肪豆乳と発酵技術を掛け合わせて作った、チーズのようなお豆腐。加熱するととろけるので、ピザやトーストのトッピングに。
BEYOND TOFU シュレッド/相模屋食料 
250g、398円

豆乳を発酵させてカルピスに

「カルピス」史上初めてとなる、豆乳を発酵させて作った「カルピス」。カロリーは1本あたり99kcal。
GREEN CALPIS/アサヒ飲料 300ml、138円

優しい香りとなめらかな口当たり

アーモンドミルクの優しい香りと、なめらかな口当たりが特長。オリゴ糖入りでほんのり甘味も。
クリエイト アーモンドミルクヨーグルト/
国分フードクリエイト 350g、380円

規格外の野菜を活用してシートに

規格外野菜のペーストを海苔のようなシート状に加工した新感覚の食材。原材料は寒天と野菜のみ。
アイル 野菜のシートベジート/アイル
全5種、各348円

進化する伝統食材

醤油や出汁など、 日本に古くからあるプラントベースの調味料も進化中!

特殊な分離技術を駆使した無色透明お醤油!?

明治2年から醤油づくりに取り組み、熊本県内で醤油・味噌のマーケットシェアNo.1を誇るフンドーダイ。創業150周年をきっかけに首都圏や海外での売上を伸ばそうと、「透明醤油」を開発した。
カギとなるのは同社が特許を持つ分離技術。まず一度作った本醸造濃口醤油を分離させ、醤油の風味と味わいが残る原料を作る。さらに調合技術を駆使し、最終工程で醤油としての味を調える。「手間とコストがかかりますが、本醸造の豊かな香りが味わえます。無色透明なので食材本来の色も活きます」と商品開発室長の池田勝美さん。
透明醤油 (100ml、500円)

シイタケのうま味に着目
出汁スープで日常に小さな幸せを!

数ある出汁素材の中でもシイタケに着目し、出汁スープを展開する椎茸祭。人気商品の飲む出汁「oh dashi」は、国産原木シイタケと昆布を使った液体濃縮出汁で、お湯で割ってそのままドリンクとして飲める。もちろん料理の調味料と使ってもOKだ。「私の奥さんは菜食主義で、彼女でも飲める出汁を作りたいと思ったのが開発のきっかけでした」と同社代表の竹村賢人さん。また温かい出汁を飲んで一息つくという、日本独特の文化にも気づいた。「出汁文化を世界に広げ、人々の日常に癒しを生み出すことが目標です」
「oh dashi 椎茸だし」 「oh dashi トマトだし」(各1,296円)。 1杯ずつ個包装に。


text 笹木菜々子

本記事は雑誌料理王国312号(2020年10月号)の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は 312号 発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。


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