『名店と取り組むYouTube料理動画』03:アクアパッツァ


ホームページやInstagram、facebookは、やっているが、動画になると仕組みや作り方がわからないので、なかなかできないと言う料理関係者は多い。コロナ禍もあり、わずか2~3年で、シェフの料理動画はあっという間に世の中に浸透した。
名店のシェフやYouTuberとして人気のシェフたちに、料理動画の可能性と極意を聞いた。「料理王国FOOVERチャンネル」が誌面と連動したYouTubeの可能性を実感して、今さらと思わないでとにかく始めてみてはいかが?

text: Shoko Yamauchi photo: Gaku Yamaya

スタッフを撮影する日髙シェフ
スタッフを撮影する日髙シェフ

動画は新しい情報伝達ツールとして、いろいろな可能性を秘めている

【東京・神宮前】リストランテアクアパッツァ 日髙良実シェフ

チャンネル登録者数14万人超という人気YouTuberでもある日髙良実さん。
極上の料理はもちろん、お店のスタッフのさりげない日常を自ら撮影して紹介するなど、飾らない動画が人気だ。
イタリアンの巨匠の、まさかの“YouTuber”参戦。その狙いや感想をうかがった。

それは2020年2月のことだ。「ダイヤモンド・プリンセス号」の船内で新型コロナウイルス感染者が確認されたものの、多くの日本人にとって新型コロナウイルス感染症は、まだまだ対岸の火事のようなものだった。

次ページ:日髙シェフが料理YouTubを始めるきっかけと、料理動画「サーモンのスパゲティ、ウィスキー風味」


SNSでフォローする