「グラスは割る確率が高いし、きれいに洗うのはとても難しい。だからこそ、こうした作業は優秀な機器に任せるのがいいんです」と永瀬さんは笑顔を見せる。
さほど大きなレストランでなくても、一晩にお客さまが使うグラスの数は100客を超える。それを閉店後に洗うとなれば、1時間、2時間はアッという間に過ぎてしまい、スタッフの負担も大きい。
「レストランで働いている人たちは、みんなそのことを知っているから、開店準備をするときは、まず、食器洗浄機の導入を考えますよね」
とくにこのドイツのウインターハルター社の業務用食器洗浄機は、多くのレストランが導入している定番の食器洗浄機。食器洗浄のスペシャリストとして顧客の要件や好みを熟知している同社の食器洗浄機は、機能性や操作性がよいのはもちろん、ランニングコストが低く耐用年数も長い。
飲食店にとって嬉しい要素が詰まっているのだ。なかでもアンダーカウンタータイプのグラス洗浄機はコンパクトな上に、誰でも簡単に操作できて洗い上がりも美しく、手入れも簡単と、利用者の評価も高い。
「デザインもスタイリッシュだし、防熱性も高いので、設置場所を選びません。1枚のステンレス鋼から打ち出した庫内パネルを採用しているので、手入れもラク。音も静かなので、オープンキッチンのレストランでも大丈夫ですよ」
ソムリエという仕事柄、グラスを洗う機会は多いので、その大変さはよく分かっている、と永瀬さん。「グラスは、簡単にはきれいにならないし……。私にとってこのグラス洗浄機は、〝絶対裏切らないスゴ腕の相棒〞ですね」
問い合わせ:株式会社ウィンターハルター・ジャパン
TEL 048-797-9036
株式会社クアトロヴィーニ
永瀬喜洋氏
2001年にイタリアに渡り、レストランでソムリエとして働きながらワイン生産者を訪ね、見聞を広げる。2014年、第8回イタリアワイン・ベストソムリエコンクールで優勝。イタリアの郷土料理とワインについてのセミナーで講師を務めるなど、多方面で活躍中。
text: Shoko Yamauchi
本記事は雑誌料理王国317号(2021年8月号)の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は317号(2021年8月号)発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。