2024年3月29日
新型コロナウイルスの脅威に晒される今、資金繰りに窮する飲食店経営者の方々も多いのではないでしょうか。行政からもコロナ対応の融資制度や助成制度などの中小企業支援策が次々に発表されています。
今日は、その中でも飲食店が取り組みやすく、店舗の販路や認知度を拡大するための補助金である「小規模事業者持続化補助金」について解説していきます。
小規模事業者持続化補助金とは?
小規模事業者を対象とした補助金で、販路開拓を目的とした投資に対して最大50万円が補助されます。補助率は原則3分の2で、全額が補助されるわけではない点に注意が必要です。
対象となる小規模事象者とは?
小規模事業者とは、従業員5名以下の法人・個人事業主のことを言います(製造業は20名以下)。
どのような資金に使えるの?
小規模事業者持続化補助金は、『販路開拓』の目的であれば幅広いものに適用する事ができるのでとても使い勝手が良いです。飲食店にとっては特に相性の良い補助金です。
資金用途の例として、以下のようなものが挙げられます。
・ホームページを作成したい
・チラシを作成したい
・展示会に出展したい
・看板を設置したい
・インターネット広告を出したい
・設備を購入したい
・店舗を改装したい
・試作品を作りたい
これらすべて対象となり得ます。
販路開拓って?
販路開拓とは、「新しい顧客を取っていく活動」のことです。一方、既存客に対して販売を増やしていくのは販売強化です。持続化補助金は、あくまで新規顧客開拓がテーマであることに注意してください。