ニッポンのパン事情は百花繚乱。「本場よりおいしい」という声があるほど、素材も技術力もここ数年で世界レベルに。そんな素晴らしいパンを、もっとおいしく食べる方法はないか―― パン好きの料理人やフードコーディネーターに提案してもらいました。朝食に、そして、お酒のおつまみに。パンをもっと楽しむためのアイデアをご紹介しましょう。
香りを楽しむためのものですから、スパイスは多いかな、と思うくらいたっぷり卵液に入れてください。小さなうずらの目玉焼きでボリュームを抑えた、大人向きの甘くないフレンチトーストです。
材料(2人分)
6枚切り食パン2枚
卵液[卵1個牛乳100P/塩小さじ1/クミンパウダー、キャラウェイパウダー各大さじ1]
バター 10g
粗挽きソーセージ 2本
ローズマリー 1本
ウズラ卵 4個
塩、コショウ 各適量
ケイパー 適量
オリーブオイル 適量
パプリカソース[赤パプリカ1個/パプリカパウダー大さじ5/白ワインビネガー150P/塩少量/オリーブオイル少量]
作り方
インドのベジタリアンのためのサンドイッチです。グリーンチャツネは、ディップとしても重宝します。
私はたくさんの野菜やハーブを添えましたが、1種類だけでもOKですし、ドレッシングで和えたサラダでもいいでしょう。
材料(2人分)
サンドイッチ用パン 8枚
クリームチーズ 120g
キュウリ 2本
グリーンチャツネ※ 適量
バター 適量
作り方
グリーンチャツネの材料(作りやすい分量)と作り方
スペアミントは葉だけ摘んで2カップ、香菜は2cm幅に切って1カップ、グリーンチリ2~3本は小口切り、赤タマネギ1/4個はざく切り、ピーマン1個は種を取り、1cm幅に切る。これと、ショウガ1片、ニンニク(小)1片、レモン汁大さじ3、バターピーナッツ大さじ2、塩小さじ3/4、クミンパウダー小さじ1をミキサーに入れてペースト状になるまで攪拌。残ったら、ラップ紙に薄くのばして包み、冷凍保存する。
ベトナムではポピュラーなサンドイッチ。はさむものは、ごはんのおかずになるものでしたら、なんでも。ベトナムの味に仕上げるためには、旨味成分の多いヌクマムをぜひ手に入れてください。
材料(2人分)
バゲット1本
豚挽き肉200g
A(レモングラスのみじん切り1本/ニンニクのみじん切り1片分/赤タマネギのみじん切り大さじ2/ヌクマム大さじ11/3/粗挽き黒コショウ少量/砂糖小さじ11/2/豆板醤小さじ1)
サラダ油適量
キュウリ1/2本
ダイコンとニンジンの甘酢漬け※適量
香菜適量
黒コショウ少量
マヨネーズ適量
作り方
※ダイコンとニンジンの甘酢漬けの材料(作りやすい分量)と作り方
ダイコン150gは皮をむき、薄いいちょう切りに、ニンジン50gも皮をむき、花形に切る。水11/4カップに塩大さじ1/2を溶かして、ダイコンとニンジンを浸け、10~15分間おく。甘酢の材料(ヌクマム大さじ1、酢1/4カップ、砂糖大さじ3、水大さじ2)を合わせ、砂糖が溶けるまで混ぜ合わせる。ダイコンとニンジンの水気を絞り、甘酢に浸け、2~3時間おく。
北村美香=文・構成 上原ゆふ子、合田昌弘=写真
本記事は雑誌料理王国第179号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は第179号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。