オスマン帝国時代を彩った豪華にして繊細な宮廷料理を現代に蘇らせる【トルコ料理】ブルガズ アダ 23年6月号


トルコでも受け継ぐ料理人がごく少数になった宮廷料理。そのレシピは約1万種あるという。ディキメンシェフはそのなかから現代に合うものを選び、自らの感性によってブラッシュアップ。華麗で美味なる料理を生み出すことに人生を賭ける。

トルコ料理とは

中国料理やフランス料理と並んで世界3大料理のひとつに数えられる。中央アジアや西アジア、東欧や地中海の国々など、さまざまな地域の食文化が融合して成立した。そんなトルコ料理の中でも、ディキメンシェフが研究し続けるオスマン帝国時代の華やかな宮廷料理は、トルコ料理を知るうえで欠かすことのできない存在。健康維持を目的とする料理が多く、食卓は貴重な東洋の陶磁器で彩られたという。


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text: Kurumi Kamimura photo: Gorta Yuuki

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