おいしさに終わりはない　ラ・ブランシュ田代和久　24年6月号

2024年5月28日シェフ, フランス料理, 有料会員限定

おいしいというのは、人それぞれですよね。個人で好き嫌いがあるし、育った環境や国も大きく影響します。

でも料理人なら「自分はこれがおいしいと思う」というものはしっかりと持っているのではないでしょうか。「だからこういう料理を作りたい」「それを食べていただいて、お客様にもおいしいと思っていただきたい。喜んでいただきたい」。そういうものでしょう。

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田代和久　たしろかずひさ
1950年、福島県生まれ。高校卒業後、上京して調理師専門学校へ。都内のフランス料理店数軒で働いた後、79年、29歳で渡仏。「ル・ランデ」「ギィ・サヴォワ」「バリエル　ニュイイ」など各地で3年間修業を積む。帰国後、83年に銀座のフランス料理店でシェフを3年務め、86年、東京・南青山に「ラ・ブランシュ」オープン。