いつでも柔軟にもてなしてくれる、気軽なイタリア大衆食堂【六本木・イタリアン】OSTERIA TOTTO（オステリア・トット）

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長年、西麻布で修業を重ねてきたシェフの根本岳氏。2010年1月、なじみの街に開いた店のコンセプトは「大衆食堂」だ。オープンキッチンの店内には、気軽に立ち寄って、肩肘はらないイタリアンを楽しんでもらいたいという想いがみなぎっている。値段も雰囲気もカジュアルだが、もちろん料理はかなりの本格派。長崎から朝獲れの魚を、北海道や愛知からはジビエ肉を取り寄せたりと食材にこだわりながら、イタリア各州のさまざまな郷土料理をバラエティ豊かに提供する。たとえばスペシャリテには、8種類もの和牛モツをトマトと赤ワインで煮込んだ「モルツェッロ」という、カラブリア州の名物料理も。予算と好みを伝えれば、それに合わせてメニューにない料理を含め、シェフがおすすめをいろいろ提案してくれるフレキシブルな対応もうれしい。リピーターが急増中というのもうなずける、アットホームな一軒だ。

オーナーシェフ 根本 岳さん
1979年、東京都生まれ。調理師学校卒業後、広尾「エノテカ」を経て、2001年、西麻布「アステリア・ダ・ヴィンチ」入店。イタリア人オーナー、レオナルド・ヴァレオ氏より本格的なイタリア郷土料理を学ぶ。2005年、西麻布「リストランテ・ラ・ジョコンダ」の料理長に。2010年「オステリア・トット」独立開業。パーティケータリングや加工食材のギフト販売も手がけるなど、幅広く活躍中。

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