2001年、テレビ番組のパティシエ選手権のチャンピオン大会用に考案。「飾り気のない菓子だからこそ、ごまかしが利かない」とシェフ。素材のひとつひとつを厳選し、配合にも気を配る。 バレンタインシーズンのみ、ショコラ味のロールも限定販売する。
ビスキュイルーロ
卵黄 325g
グラニュー糖 40g
はちみつ 80g
薄力粉 190g
卵白 435g
グラニュー糖 180g
牛乳 100g
無塩バター 40g
カスタード・クリーム
牛乳 500g
バニラスティック 1本
グラニュー糖 少々
卵黄(有精卵) 90g
グラニュー糖 105g
薄力粉 20g
コーンスターチ20g
有塩バター 15g
無塩バター 25g
クレーム・ルーロ
カスタード・クリーム100g
生クリーム 25g
クレーム・ムスリーヌ
生クリーム 280g
粉砂糖 30g
カスタード・クリーム 90g
仕上げ
生栗甘露煮 180g
3. 1にメレンゲの半量を加え、木ベラでさっくりと混ぜ合わせる[B]。ふるった薄力粉を加え、混ぜ[C]、残りのメレンゲを加えて混ぜ合わせる。
4. 温めた牛乳と無塩バターを加え、混ぜる[D]。
5. 天板にロール紙を敷き、生地を流し込む[E]。
生地が含む空気を殺さないように、手早くヘラで表面をならし、高さを均一にする。
6. 上火180°C、下火160°Cのオーブンで約20分間焼く。
7. 焼きあがり、オーブンから取り出したら、天板ごと台の上に落とし、ショックを与え、生地内部の熱気を外へ逃がす[F]。
◎生地にショックを与えることで生地内部の熱気を一気に外へ出す。内部を瞬間的に冷ますことで、感らんだ気泡をキープでき、ふわふわ感を保つ。
8. 生地を天板から外して、あら熱を取り、ロール紙をはがしておく[G]。
4. 1の半量を少しずつ加え、混ぜ合わせる[J]。
5. 4をこし器でこす。バニラスティックのサヤを取り除く[K]。
6. 4の残りの牛乳を大きめの鍋に移し、強火で熱し、そこへ5を加えてホイッパーで混ぜ合わせる。
7. 重みを感じられるほどに状態が変化したら、火カを弱め、焦げ付かないように耐熱のゴムベラで混ぜる[L]。
8. 中央から気泡が立ってきたら火を止め、バター (有塩・無塩)を加え混ぜる[M]。
9. ボウルに移し、氷水で冷まし、冷めたらラップをして冷蔵庫に入れる。
本記事は雑誌料理王国2006年3月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は2006年3月号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。