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皆一同に驚きを口にする。感動の干物に出会える店【干物まる】


「干物まる」の干物を初めて味わった人は、皆一同に驚きを口にする。「これが、干物?」と。理由は身がふっくらしていて、想像以上に素材のうま味が口の中に広がるから。今まで食してきた干物の概念が覆されてしまうのだ。

大人気干物のお食事 (トロアジ、真ほっけ、真サバ) 2,000円。オリジナルふりかけ、締めのお茶漬けセットとともに。甘酒ミルクの美容ドリンク醍醐付き
うなぎ干物(国産)のお食事 4,480円。1日限定3食のみ店内で提供する贅沢メニュー。「ひつまぶし」のように、初めはそのまま、2杯目は薬味と、最後は出汁茶漬けがおすすめ。

岡山県・辻本店の完全限定流通酒「炭屋彌兵衛」は、純米酒本来の色である山吹色の輝き、やや酸のある風味、喉越しの良さと飲み飽きしないのが特徴。

全国から選りすぐりの海産物を集め35種類以上の干物を扱う名店がコレド室町2にある。通常のスーパーではお目見えすることがない、「うなぎの干物」や「マグロステーキ胴中干物」、「伊勢海老干物」など少しばかりカルチャーショックを受けるだろう。パッケージには開運シールが貼ってあり、全国配送も可能なので、ギフトとしても需要は高い。
そもそもこちらのお店は、昔ながらの保存食である干物の栄養価、そして本物の味わいのすばらしさを現代に伝えるため誕生した経緯がある。そのため、干物を作るうえで一切の手を抜かないという点も注目だ。何といっても、保存料無添加のこだわりは見逃せない。富士山の湧き水「柿田川」の清流で身を洗い甘塩で仕上げた素材を開いた先から、超冷凍保存し新鮮な状態を保っている。余計な味を感じることはなく、塩味のみで引き立てられた素材のおいしさは心と身体が喜ぶ味わいだ。
以前は、巣鴨に店を構えていたが、この日本橋に移転したのは、魚河岸市場という歴史を持っている街だからこそ。12席のスペースで食事を楽しむことが出来るので、まずは正しい干物の味を店で体験したのち、自宅用に購入がおすすめだ。

しじみ汁 1本 1,300円/うに汁 1本1,800円。10倍濃縮、海の恵みエキスがつまった一瓶は、リピート率高し。お湯で薄めて飲むだけでも絶品の味わい。もちろん調味料にも。
まぐろステーキ胴中干物  2,880円。ダイナミックなまぐろの輪切りが印象的な一枚では、赤身、中トロ、大トロが楽しめる。バターステーキがおすすめ。
伊勢海老の干物 (国産) 3,980円/(海外産)2,580円。お祝い時におすすめの一品。ほどよく干し上げて甘さが増した身を、頭のミソに付けて食べ、殻はお味噌汁に。
うなぎの干物(国産)3,980円。国内でも珍しいうなぎ干物をおいしく焼くポイントは、餅を焼くように何度もひっくり返すこと。皮がパリパリ、白身には脂がのり、うま味は最高潮に。

干物まる
東京都中央区日本橋室町2-3-1
コレド室町2 B1 
TEL 03-6262-3288
10:00 ~ 20:30LO
無休(ただし施設に準ずる)


text 竹野愛里、青山友美 photo 田村浩章

本記事は雑誌料理王国2020年2月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は2020年2月号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。


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