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日本橋で堪能する料亭の朝食ビュッフェ


金沢の旅籠「浅田」をルーツに持つ加賀料理の料亭「日本橋浅田」。磨き抜かれた料理の腕とおもてなしの心に支えられ、加賀食材を駆使した料亭の朝食を堪能できるのは、日本橋ならでは。

暖簾の意匠は麻を藍で染め抜いた 「くずしまんじ」。
白木やカリンなどの天然素材を贅沢に配した落ち着いた空間の中、昼と夜は着物姿の中居さんの和のおもてなしが際立つ。

訪日外国人旅行者の中には、日本橋を江戸商人文化の象徴と捉え、進化した現代のマーケットを肌で感じるために日本橋を滞在地として選ぶビジネスマンが多いという。日本橋で最も賑やかで洗練されたエリア、室町で昨年開業した「三井ガーデンホテル日本橋プレミア」。そのロビーフロアにある「日本橋浅田」は、慶応3年に金沢に開業した旅籠「浅田」がルーツ。旅人の機微を読む老舗ならではのおもてなしを朝食で体験できるのは、ここだけだ。

料亭ならではの技が光る20種類の惣菜は、小鉢に美しく盛り付けられる。加賀ならではの食材が盛り込まれているのも嬉しい。 海外からのゲストにも和食が人気だ。
和食ブッフェ(2,970円)。和惣菜は料亭の仕事を施された手作り。米は石川県の「ひゃくまん穀」、味噌は金沢の菊田味噌を使 用。人気の出汁巻きは毎朝目の前で作る。

朝食はビュッフェ形式で、和洋約40種類から自由に選べるスタイル。和食には、モズク、金時草、源助大根などの加賀の旬の食材を取り入れ、体に良いもののみを手作りで提供している。「日本橋ではビジネス時間の中で動いているゲストも多いため、朝の時間はゆったりと癒されるお料理でもてなし、次の場所に発たれるお客様を丁寧にお見送りしたい」と話すのは3代目となる浅田松太さん。
顧客の6割は海外のゲストだが、洋食より和食を選ぶケースも多いとか。滞在客のみならず、ゆったりと朝食を取りながら朝のミーティングをするビジネス客や別のホテルの滞在客なども多く、日本橋の朝の過ごし方に進化が見える。

日本橋浅田

東京都中央区日本橋室町3-4-4 三井ガーデンホテル日本橋プレミア 9F TEL 03-5542-1700
朝食 6:30 ~ 9:30 LO
昼食 11:30 ~ 13:30 LO
夕食 17:00 ~ 21:30 LO
無休


text 村上 由 photo 平松 唯加子

本記事は雑誌料理王国2020年2月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は2020年2月号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。


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