グレープフルーツとハイビスカスのテリーヌ

グレープフルーツとハイビスカスのテリーヌ

浦田深雪

浦田深雪 ラ・ネージュグラッセ

学生時代より「人と食」に興味を持ち、管理栄養士の国家資格を修得。 ル・コルドン・ブルー東京校にて料理、製菓を学び、料理ディプロマ修了。その後、クッキングスクール講師、外食業界のメニュー開発などを経て料理教室を開講。フレンチ・イタリアンの他にも、栄養学の知識を基にしたお惣菜料理のレシピ提供、企業の商品開発、 カフェのコンサルタント等、幅広く活動中。
https://la-neige-glacee.com/

シェフがハイビスカスの茶葉を料理のソースの隠し味に使用していて、グレープフルーツとの相性の良さを発見しました。ジューシーなフロリダ グレープフルーツを主役として味わえるデザートを作りたかったので、テリーヌ型にたっぷり3個分を敷き詰めました。グレープフルーツの爽やかな酸味とハイビスカスの華やかな酸味を組合わせて、ザクロのシロップで香りと甘みを足し、瑞々しい初夏のデザートが出来ました。

グレープフルーツとハイビスカスのテリーヌ

4 人分

材料

  • フロリダ グレープフルーツ 3
  • ハイビスカス茶葉 4 g
  • 熱湯 200 ml
  • グレナデンシロップ 30 ml
  • 板ゼラチン 8 g
(合)
  • フロリダ グレープフルーツ果汁 60 ml
  • 蜂蜜 15 g

作り方

  • 型を水で濡らし全面にラップを張り付ける。板ゼラチンは氷水で戻す。
  • グレープフルーツの実を小房に切り分ける。皮に残った果汁を絞り、ソース用に取り置く。
  • ハイビスカスの茶葉に熱湯を注ぎ、5分蒸らしてから濾す。熱いうちに板ゼラチンを入れて溶かし、グレナデンシロップを加えて混ぜる。      
  • 型にグレープフルーツの実を詰めて、粗熱を取った3)を注ぐ。冷蔵庫で4時間以上固めてから切り分ける。
  • 果汁と蜂蜜を混ぜ合わせてソースを作り、食べる時にかける。
 
グレープフルーツはタンパク質分解酵素が含まれているので、ゼリーが固まりにくい為、多めのゼラチンを使用しています。


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