ホストを中心に見知らぬ人同士が集まり、食事を楽しむ場と機会を創出。料理のつくり手でなくても主宰可能。
ニューヨークの自身のアパートメントで毎回6人のゲストを招いてディナーを振る舞う「Pith Supper Club」のオーナー、ジョナ・レイダー。大切にしているのは「do-it-yourself hospitality」。いわば「ハンドメイドのおもてなし」の効果・効能を伝えることが彼のミッションでもあるようで、自身のWEBサイトを効果的に使い、ドレッシングや肉のマリネなどに使えるヨーグルトの活用法、旅で出合った美味のレポート、ナプキンを端正に丸めてダイニングをアップグレードする方法、自ら愛用するキッチンウェアなどもWEBサイトで紹介。自身のようなソーシャルダイニングを実践する人が増えると素敵だ、と言う。
[ Jonah Reider ]
https://jonahreider.com/
@jonahreider
「一言すれば、食の趣味が合う人同士が飲食店に集ってご飯を一緒に食べるサービスです」と説明するのは「KitchHike(キッチハイク)」の山本雅也代表。例えば「A店で○月○日○時からご飯を食べる」というイベントがアプリ上で公開され、そのイベントに行きたい人が集まり、そのメンバーで一緒に食卓を囲むマッチングサービスだ。ユーザーの57%が24 ~35歳で、男性が42%で女性は58%。公開されたイベントは概ね前日から当日に埋まるケースが多く、急に予定が空いた人の利用も多いという。ミッションは「食でつながる暮らしをつくる」こと。半ば偶発的に新しいつながりを生み出すことで、食べる シーンにストーリーを生み出している。
[ KitchHike ]
https://kitchhike.com/
本記事は雑誌料理王国2020年4月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は2020年4月号発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。掲載されている商品やサービスは現在は販売されていない、あるいは利用できないことがあります。あらかじめご了承ください。